【結論】パリの名所・サントシャペルは車いすで行けるの？！【体験記】

「サントシャペルは車いすで行ける？」

「車いすで気を付けることは？」

今回はこのような疑問について解説していきます！

サントシャペルってどんな所？

サントシャペルは、パリ中心部のシテ島にあるゴシック建築の礼拝堂です。

前回紹介したノートルダム大聖堂の向かい側、裁判所の隣にひっそりとたたずんでいます。

パリ最古のステンドグラスが有名ですが、過去には貴重なキリストの聖遺物が収蔵されていたこともあり、歴史的にも重要な場所となっています。

サントシャペルのみどころ

サントシャペルのみどころは、なんといってもステンドグラス。

パリ最古のステンドグラスと言われていて、創世記からキリストの復活までの聖書の物語が描かれています。

現地には日本語で書かれた解説もありましたので、じっくり鑑賞できるはずです！

いよいよサントシャペルへ！

ここからは、筆者たちがサントシャペルへ行った時の事をお伝えしていきたいと思います！

まず結論から言いますと、サントシャペルは車いすでは行きにくい場所でした。

理由としては、サントシャペルを見学するには車いすを置いて自力で階段を登らなければならないからです！

詳しく説明していきましょう！

車いすでのサントシャペル攻略①：入り口

サントシャペルの見学にはだいたい30分程は並ぶかなという感じです！

並ぶ列は車いすに乗ったままで問題ありませんでした！

サントシャペルの入り口ですが、いきなり礼拝堂に行けるわけではなく、裁判所の敷地を抜けていくようなかたちになります。

敷地内への入り口の所でセキュリティゲートを通ります。

セキュリティゲートは少し上がったところにあるので、階段数段は車いすを降りて自力で登らなければいけません。

車いすでのサントシャペル攻略②：チケット購入

セキュリティゲートを抜けた後、敷地内を少し歩くと礼拝堂への入り口があります。

入り口手前にチケットカウンターがありました。

私たちは下調べしていなかったので知りませんでしたが、サントシャペルのステンドグラスは2階の礼拝堂にあります。

どうしてもステンドグラスが見たかったので、とりあえず行ってみることにしました！

車いすでのサントシャペル攻略③：礼拝堂へ

チケットを購入し建物に入ると、1階はショップになっていました。

入って右側のエリアに、ベビーカーや車いすを預かってもらえる場所があります。

そこに車いすを置いて、階段をのぼり礼拝堂にむかいます。

先ほど預かってくれると言いましたが、お察しの通りほとんど置きっぱなし状態になります…

もちろん係の方はいましたが、勝手にやってくれ状態で誰でも持っていけそうな雰囲気だったので、荷物の置きっぱなしには注意してください！

問題の階段ですが、車いすに乗る側の方は、「手すりがあればなんとか自力で階段を登れるよ」という方は問題ないと思います。

階段は薄暗くて狭いので注意です！

車いすでのサントシャペル攻略④：ベンチを確保してゆったり鑑賞

2階の礼拝堂まで来てしまえば、あとはゆったりステンドグラスを鑑賞するだけです。

少ないですがベンチもありましたので、すわってゆったり楽しんでください！

帰りも同じ階段を使用します。

サントシャペルに行ってみて

サントシャペルは本当に素敵な場所なので、パリに行った際にはぜひ行っていただきたい場所です。

筆者の場合、母がどうしてもこのステンドグラスを見たいとのことだったので、多少無理はしましたが行けて良かったと思っています。

しかし、車いすの方は体調や体力と相談して判断していただきたいなというのが正直なところです。

全く下調べしていなかったのが悪いのですが、こんなに大変だとわかってたら特攻しなかったかもしれないなと今は思います。

さいごに

いかがでしたでしょうか？

「サントシャペルは車いすで行ける？」

「車いすで気を付けることは？」

今回は、このような疑問について、実際に行った筆者が解説してきました。

とってもおすすめな場所なんです！

でも車いすではかなり大変だったので、行くかの判断には十分注意していただきたいと思います。