「生と死に関する本を読みたい」
「生と死についての名言・名文を教えて!」
今回はこのような疑問について解説していきます。
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- 名言を本から探す
- 生と死に関する名言・名文と出会える本
- 1 メメントモリ/藤原新也
- 2 人生の短さについて/セネカ
- 3 斜陽/太宰治
- 4 風の歌を聴け/村上春樹
- 5 ドリアン・グレイの肖像/オスカー・ワイルド
- 6 ハムレット/シェイクスピア
- 7 ライフレッスン
- 8 ツァラトゥストラ/ニーチェ
- 9 絶望名人カフカの人生論/カフカ
- 10 女生徒/太宰治
- 11 人間失格/太宰治
- 12 走れメロス/太宰治
- 13 三太郎の日記/阿部次郎
- 14 西東詩集/ゲーテ
- 15 自然真営道/安藤昌益
- 16 虹いくたび/川端康成
- 17 かくかく、しかじか、あるいは彗星をみるということ(ガリヴァーの帽子)/吉田篤弘
- 18 智恵子抄/高村光太郎
- 19 斜陽/太宰治
- 20 風の歌を聴け/村上春樹
- 21 侏儒の言葉/芥川龍之介
- 22 葉/太宰治
- 23 モモ/ミヒャエル・エンデ
- 24 女生徒/太宰治
- 25 ツァラトゥストラ/ニーチェ
- 26 虹いくたび/川端康成
- 27 智恵子抄/高村光太郎
- 28 ライフレッスン
- 29 はてしない物語/ミヒャエル・エンデ
- 30 葉/太宰治
- 31 グラスホッパー/伊坂幸太郎
- 32 ノルウェイの森/村上春樹
- 33 ツナグ/辻村深月
- 34 月の満ち欠け/佐藤正午
- 35 極北/マーセル・セロ-
- 36 斜陽/太宰治
- 37 騎士団長殺し/村上春樹
- 38 終末のフール/伊坂幸太郎
- 39 一切なりゆき/樹木希林
- 40 もしも一年後、この世にいないとしたら/清水研
- 41 ハーモニー/伊藤計劃
- 42 メメントモリ/藤原新也
- 43 命売ります/三島由紀夫
- 44 津軽/太宰治
- 45 ホワイトラビット/伊坂幸太郎
- 46 ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学/本川達雄
- 47 パンドラの匣/太宰治
- 48 死体を買う男/歌野晶午
- 49 記念日(人間たちの話)/柞刈湯葉
- 50 斜陽/太宰治
- さいごに
名言を本から探す
読書をしていく中で出会える名言・名文。
今回は【生と死】に関する名言や名文と出会える本を紹介していきます。
生と死に関する名言・名文と出会える本
ここからは、【生と死】に関する名言・名文と出会える本について。
筆者が心打たれた名言・名文と合わせて紹介していきます。
ぜひ、作品選びの参考にしてみてください!
1 メメントモリ/藤原新也
肉親が死ぬと殺生が少し遠ざかる。
一片の塵芥だと思っていた肩口の羽虫にいのちの圧力を感じる。
草を歩けば草の下にいのちが匂う。
信仰心というのはこんな浅はかな日常のいきさつのなかで育まれるものか。
2 人生の短さについて/セネカ
人生を長くする時間の使い方
“未来に頼らず、現在を逃さず、過去と向き合う”
3 斜陽/太宰治
生きていること、生きていること、ああそれは何というやりきれない、息もたえだえの大事業であろうか。
4 風の歌を聴け/村上春樹
そりゃそうさ。みんないつかは死ぬ。
でもね、それまでに50年は生きなきゃならないし、いろんなことを考えながら50年生きるのは、はっきり言って何も考えず5千年生きるよりずっと疲れる。
5 ドリアン・グレイの肖像/オスカー・ワイルド
魂と肉体、肉体と魂
実に神秘そのものではないか!
魂にも獣性があり、肉体にも霊的な瞬間がある。
感覚も浄化されうるし、知性が頽廃することもある。
どこに肉体的衝動がおわり、どこに精神的衝動がはじまるかを、誰が指摘しうるだろう。
6 ハムレット/シェイクスピア
悲しみは見せかけ
心と顔は別物
7 ライフレッスン
病気とたたかっている人をみていると、自分とはなにかを知るためには、ほんものの自己ではないものを全て脱ぎ捨てなければならないということがわかってくる。
死にゆく人をみるとき、私たちが見ているのは、もはや彼らの欠点でも、過ちでも、それまでは関心の的だった病状でもなくなっている。
見ているには、ただその人だけだ。
というのも、生の終局にあって、その人は以前よりもずっと純粋に、正直に、まるで赤ん坊のように、その人自身になっているからだ。
8 ツァラトゥストラ/ニーチェ
どれが1番重いの、英雄さんたち?
耐えることのできる精神は、そうたずねてから言う。
ぼくはね、それを背負って、自分の強さを喜びたいんだよ。
9 絶望名人カフカの人生論/カフカ
すべてお終いのように見える時でも、まだまだ新しい力が湧き出してくる。
それこそ、おまえが生きている証なのだ。
もし、そういう力が湧いてこないなら、そのときは、すべてお終いだ。もうこれまで。
10 女生徒/太宰治
死んで、いなくなる、ということは、理解できにくいことだ。
腑に落ちない。
11 人間失格/太宰治
自分には幸福も不幸もありません。
ただ、一切は過ぎて行きます。
自分が今まで阿鼻叫喚で生きて来た所詮「人間」の世界に於いて、たった一つ、真理らしく思えたのは、それだけでした。
12 走れメロス/太宰治
それだから、走るのだ。
信じられているから走るのだ。
間に合う、間に合わぬは問題ではないのだ。
13 三太郎の日記/阿部次郎
死は生の自然の継続である。
最もよき生の後に最も悪き死が来る理由がない。
死に対する最良の準備が最もよく生きることに在るは疑ひがない。
14 西東詩集/ゲーテ
生の歓びは大きいけれども、自覚ある生の歓びはさらに大きい。
15 自然真営道/安藤昌益
人は自然の全体なり。
故に自然を知らざる則は吾が身神の生死を知らず、生死を知らざる則は自然の人に非ず。
人に非ずして、生きて何をか為さんや。
16 虹いくたび/川端康成
大病して死を身近に感じると、深くたしなめられた気持ちがして、それまで重大に思えたことが、そうではなかったと悟るようになるものだ。
17 かくかく、しかじか、あるいは彗星をみるということ(ガリヴァーの帽子)/吉田篤弘
記憶はパイ皮に似ていると考えています。
一つ一つは薄い被膜のようなもので。最初は触れるはふれないかというわずかな接触で重なり合っています。
しかし次々と。いまこうしている間にも雪が降り積もるように重なって。重なるごとに下層部の記憶の重みに押し潰されます。
そのうちパイ皮同士が密着し。2つの記憶がひとつになり。3つの記憶がひとつになり。やがて区別がつかなくなる。
時間もまた同じこと。時間もまた折り重なり、融けてはひとつになり。そこにはもう未来も過去もありません。長く生きていればそれを体感できます。
18 智恵子抄/高村光太郎
わたしもうぢき駄目になる
意識を襲ふ宿命の鬼にさらはれて
のがれる途無き魂との別離
その不可抗の予感
わたしもうぢき駄目になる
涙にぬれた手に山風が冷たくふれる
わたくしは黙つて妻の姿に見入る
19 斜陽/太宰治
人は、この世に生まれて来た以上は、どうしても生き抜かなければならないものならば、この人たちのこの生き切るための姿を憎むべきではないかもしれぬ。
20 風の歌を聴け/村上春樹
あらゆるものは通り過ぎる。
誰にもそれを捉えることはできない。
僕たちはそんな風にして生きている。
21 侏儒の言葉/芥川龍之介
人生は地獄よりも地獄的である。
地獄の与える苦しみは一定の法則を破ったことはない。
例えば飢餓道の苦しみは目前の飯を食おうとすれば飯の上に火の燃えるたぐいである。
しかし人生の与える苦しみは不幸にもそれほど単純ではない。
22 葉/太宰治
死のうと思っていた。
ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。
着物の生地は麻であった。鼠色のこまかい縞目が織りこめられていた。
これは夏に着る着物であろう。
夏まで生きていようと思った。
23 モモ/ミヒャエル・エンデ
時間をはかるにはカレンダーや時計がありますが、はかってみたところであまり意味はありません。
というのは、だれでも知っているとおり、その時間にどんなことがあったかによって、わずか一時間でも永遠の長さに感じられることもあれば、ほんの一瞬と思えることもあるからです。
なぜなら時間とは、生きるということ、そのものだからっです。
そして人のいのちは心を住みかとしているからです。
24 女生徒/太宰治
泣いてみたくなった。
うんと息をつめて、目を充血させると、少し涙が出るかも知れないと思って、やってみたが、だめだった。
もう、涙の出ない女になったのかも知れない。
25 ツァラトゥストラ/ニーチェ
生は自分で、柱を立て、階段をつくって、自分を高くしようとする。
はるか遠くをながめ、至高の美を見ようとする。
そのためには、生には高みが必要なのだ!
だから生には階段が必要であり、階段と会談をのぼる者との矛盾が必要なのだ!
生はのぼろうとし、のぼりながら自分を克服しようとする。
26 虹いくたび/川端康成
死者に傷というものはなく、心の傷は生者だけのものだ。
27 智恵子抄/高村光太郎
それからひと時
昔山巓でしたやうな深呼吸をひとつして
あなたの機関はそれなり止まった
写真の前に挿した桜の花かげに
すずしく光るレモンを今日も置かう
28 ライフレッスン
われわれのほとんどは、人生が喪失であり、喪失が人生であることを理解せずに、喪失に抵抗し、それと格闘しようとする。
喪失は人生で最も苦しいレッスンのひとつではあるが、人は喪失なくしては成長できず、喪失なくして人生を変えることはできない。
29 はてしない物語/ミヒャエル・エンデ
あなたは望みの道を歩いてきたの。
この道は、けっしてまっすぐではないのよ。
あなたも大きなまわり道をしたけれど、でもそれがあなたの道だったの。
30 葉/太宰治
安楽なくらしをしているときは、絶望の詩を作り、ひしがれなくらしをしているときは、生のよろこびを書きつづる。
31 グラスホッパー/伊坂幸太郎
たぶん、わたしたちってさ、自分の目の前に敵の兵隊が立ちはだかっても、戦争の実感はわかないかもね。
今まで世界中で起きた戦争の大半は、みんながたかをくくっているうちに起きたんだと思うよ。
32 ノルウェイの森/村上春樹
ビスケットの缶にいろんなビスケットがつまってて、好きなのとあまり好きじゃないのがあるでしょ?それで先に好きなのどんどん食べちゃうと、あとあまり好きじゃないのばっかり残るわよね。
私、辛いことがあるといつもそう思うのよ。今これをやっとくと後になって楽になるって。
人生はビスケットの缶なんだって。
33 ツナグ/辻村深月
それが、生者のためのものでしかなくとも、残された者には他人の死を背負う義務もまたある。
失われた人間を自分のために生かすことになっても、日常は流れるのだから仕方ない。
残されて生きる者は、どうしようもないほどにわがままで、またそうなるしかない。
それがたとえ、悲しくても、図太くても。
34 月の満ち欠け/佐藤正午
神様がね、この世に誕生した最初の男女に、二種類の死に方を選ばせたの。
ひとつは樹木のように、しんで種子を残す、自分は死んでも、子孫を残す道。
もうひとつは、月のように、死んでも何回も生まれ変わる道。
35 極北/マーセル・セロ-
事物は寿命というものを組み込まれている。
自分が何かの終末に居合わせることになるなど、人は考えもしない。
自分が終末に含まれるだろうなどと、人は予期もしない。
36 斜陽/太宰治
ただ生きているだけでは、あまりに苦しいことが多すぎる。
幸せっていったい何なのか。考える暇もないほどに、やっとやっと生きている人もたくさんいます。
だからこそ、考えずにおれません。
そこまでして、なんのために、人は生きるんだろうか。
幸せになるためと言い切りたいけれど、言い切れないもどかしさが、心につかえてしまいます。
37 騎士団長殺し/村上春樹
大胆な転換が必要とされる時期が、おそらく誰の人生にもあります。
そういうポイントがやってきたら、素早くその尻尾を掴まなくてはなりません。
しっかりと固く握って、二度と離してはならない。
世の中にはそのポイントを掴める人と、掴めない人がいます。
38 終末のフール/伊坂幸太郎
「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」文字だから想像するほかないけれど、苗場さんの口調は丁寧だったに違いない。
「あなたの生き方は、どのくらい生きるつもりの生き方なんですか?」
39 一切なりゆき/樹木希林
お金や地位や名声もなくて、傍からは地味でつまらない人生に見えたとしても、本人が本当に好きな事ができていて、あぁ幸せだなぁ、と思っていれば、その人の人生はキラキラ輝いていますよ。
40 もしも一年後、この世にいないとしたら/清水研
健康はいつ失われるかわからないものであるし、いつかは必ず失われるものという意識をこころの片隅に持っていたいと私は思います。
41 ハーモニー/伊藤計劃
そう、ミァハの言う通りだ。
だからこそ、わたしたちは死ななければならない、と感じていた。
命が大事にされすぎているから。
互いに互いを思いやり過ぎているから。
42 メメントモリ/藤原新也
寿命とは、切花の限りある命のようなもの。
43 命売ります/三島由紀夫
こらからはもう物事をあんまり複雑に考えるのは止しになさるんですね。
人生も政治も案外単純浅薄なものですよ。
もっともいつでも死ねる気でなくては、そういう心境にはなれませんがね。
生きたいという欲が、すべての物事を複雑怪奇に見せてしまうんです。
44 津軽/太宰治
さらば読者よ、命あらばまた他日。
元気で行こう。絶望するな。では、失敬。
45 ホワイトラビット/伊坂幸太郎
深海よりも暗い光景がある。
それは宇宙だ。
宇宙よりも暗い光景がある。
それは、大事な人を亡くした者の魂の内側だ。
46 ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学/本川達雄
動物が変われば時間も変わるということを知ったときは、新鮮なショックを感じたものだ。
時間は唯一絶対不変のものだと、あたまから信じ込んできたのだから。
時間が色々あると聞いて、なにか一つ賢くなったような気がした。
47 パンドラの匣/太宰治
死と隣り合わせに生活している人には、生死の問題よりも、一凛の花の微笑みが身に染みる。
48 死体を買う男/歌野晶午
生恥をさらすくらいなら死んだ方がましだとはいうけれど、それら死の恐怖を知らぬ輩のたわごとだ。
死の恐怖を知った人間は、死ぬくらいなら生き恥をさらした方がましだというはずだ。
49 記念日(人間たちの話)/柞刈湯葉
人間には死ぬ機能がある
という事実を僕はこの上なく納得し、受容し、満足した。
もし本当に生命にとって死があらゆるリスクを取ってまで回避する事態であるならば、ぼくは生きることを死ぬほど苦痛に思ったに違いない。
50 斜陽/太宰治
人は、この世に生まれてきた以上は、どうしても生き切らなければ、この人たちのこの生き切るための姿も、憎むべきではないかも知れぬ。
生きていること。生きていること。
あぁ、それは何というやりきれない息もたえだえの大事業であろうか。
さいごに
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「生と死についての名言・名文を教えて!」
今回はこのような疑問について解説してきました。
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