【入門編】これだけは読んでおきたいSF小説【おすすめ本5選】

「新しい小説と出会いたい」

「SF小説が読みたい！」

今回はこのような方に向けて、おすすめの作品を紹介していきます。

なかなか読書時間が取れない方には「聴く読書」がおすすめ！

これだけは読んでおきたいSF小説

小説の中でも人気が高いジャンルのひとつあるSF作品。

それでも、どうしても苦手意識のある方もいるのではないでしょうか？

SFの中でファンタジー要素があるものは読んでいたけれど、ガッチガチの本格SFというのは避けがちでした。

それでも、読書を趣味としているなら有名どころだけでも読んでおきたい！ということで、筆者もガッチガチのSF小説にチャレンジ！

すると、意外にも面白くてどんどん読み進められました。

そこで今回は、苦手意識のある方にもお勧めしたい、筆者がこれだけはおさえておきたいと感じるSF作品を紹介していきます。

ぜひ、読書選びの参考にしてみてください！

これだけは読んでおきたいSF小説【おすすめ本5選】

ここからは、筆者が大切にしている作品を紹介していきます。

おすすめ①：一九八四年/ジョージ・オーウェル

1949年に刊行されたディストピアSF小説。

当時想像した、全体主義国家によって監視される社会となった近未来世界が描かれています。

思想・文学・音楽など、現在でも様々な分野に大きな影響を与えている作品です。

村上春樹好きの筆者としては、まず読んでおきたかった作品！

おすすめ②：アンドロイドは電気羊の夢を見るか？/フィリップ・K・ディック

舞台は第三次世界大戦後の荒廃した地球。

ここでは、動物を持っているかどうかが地位の象徴になっています。

そんな中、人工の電気羊しか持つことのできない主人公リックは、本物の動物を手に入れるため、火星から逃亡してきた奴隷アンドロイドたちの懸賞金を狙って狩りをはじめることになる。

筆者にとっての本格SF2作品目がこちら。

おすすめ③：ハーモニー/伊藤計劃

21世紀後半に起きた大災禍と呼ばれる世界的混乱。

その後、医療分子の発達で病気がほぼ放逐され、人類見せかけの優しさや倫理が横溢するユートピアを築いた。

そんな中、３人の少女は社会に反抗し餓死することを選択する。

13年後、死ねなかった少女・霧慧トァンは、世界を襲う大混乱の陰に、ただひとり死んだはずだった友人の影を見る…。

おすすめ④：新世界より/貴志祐介

1000年後の日本。

人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けています。

そして人類に匹敵する知性を持つバケネズミとの大規模な抗争が勃発。

敵味方が入り乱れる壮絶な戦いに巻き込まれていく５人の少年少女たちの物語です。

とにかく読みやすい！一気読みでした。

おすすめ⑤：銀河英雄伝説

物語の舞台は西暦2801年を宇宙暦1年とした未来。

銀河系にまで勢力を拡大させた人類は、皇帝と貴族が支配する銀河帝国と、帝国から脱出した共和主義の人々が建国した自由惑星同盟との二大陣営で争っていた。

そして開戦から150年間後。

ラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリーという2人の英雄が両陣営に登場することで、歴史は大きく動き始める。

さいごに

「新しい小説と出会いたい」

「SF小説が読みたい！」

今回はこのような方に向けて、おすすめの作品を紹介してきました。