【解決】車いすでパリ・ポンピドゥーセンターへ行けるのか?【体験記】

ヨーロッパ旅行
この記事は約5分で読めます。

「車いすでもポンピドゥーセンターに行ける?」

「楽しむことはできるの?」

この記事では、実際に車いすの母とポンピドゥーセンターへ行った筆者が、このような疑問について解説していきます!

この記事でわかること
  • ポンピドゥーセンターってどんな所?
  • 近代美術館のみどころ
  • 車いすでの入場方法
  • 車いすでも楽しめる?
kurage
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ご紹介する内容は、2019年に筆者が訪れた際の体験記です!

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ポンピドゥーセンターってどんな所?

ポンピドゥーセンター外観

ポンピドゥーセンターとは、1977年にオープンした国立芸術文化センターです。

マレ地区に近い、4区に位置しています。

この施設には、美術館や図書館、映画館やホールなども併設していて、近代アートを存分に体感することができる人気スポットです。

周辺には大きな公園やショッピングセンターもありました。

日本で例えるなら新宿や渋谷のような、夕方になると若者が集まる賑やかな街という印象です。

その中にある近代美術館は、パリ三大美術館の1つで、主に20世紀以降の美術作品が展示されています。

近代美術館と言えば、ニューヨーク近代美術館(MoMA)も有名ですが、ポンピドゥーセンターはそのMoMAに続いて世界で2番目の規模を誇っています。

パリに行くなら必見の美術館です!

近代美術館の見どころ

館内はとっても広いんです。

4階:コンテンポラリーアート(1960年以降)

5階:近代美術(1905年以降)

6階:企画展

見るべき画家として挙げるなら

アンリ・マティス、パブロ・ピカソ、サルヴァトール・ダリ。モンドリアン

シャガール、モンドリアン、カディンスキー、マルセル・デュシャン、アンディ・ウォーホル

誰もが知るような有名アーティストの作品が多く並んでいます。

私は、マティスやピカソ、ダリが好きなのでとても楽しめました!

とても多くの作品が並んでいるので、ゆったり歩きながらお気に入りの作品を探してみるのもおすすめです!

ポンピドゥーセンターに潜入

ポンピドゥーセンターの傍にある広場

ここからは筆者が、ポンピドゥーセンターの近代美術館へ行った時の事をお伝えしていきたいと思います!

車いすでのポンピドゥーセンター攻略①:館内に入る

まず大きな難関だったのが入り口を探すことでした。

建物正面に広がる広場は、エントランスまで下り坂(斜面)になっているんです。

朝イチで行ったので入場するにも並ぶのですが、それも下り坂で待たなけれないけない状況でした。

車いすでは並べません。

そこで、坂の上にいた係員の方に聞いてみたところ、建物に向かって右側の方を指さしてくれました。

その方向に行ってみると、車いすマークが書いてある小さな入り口がありました!

ちょうど有名なダリの壁画があるあたりが車いす用の入り口でした!

そこから入ると、車いすのままセキュリティゲートをくぐれました!(パリでは少ない)

並ぶことなくすんなり入ることができました。

車いすでのポンピドゥーセンター攻略②:近代美術館のチケット購入

建物の中に入ったら、近代美術館のチケットを購入します。

写真の左の方が通常のエントランス。車いす入り口から入るとこんな感じです。館内はとっても広い!

入場は一般が14ユーロ、18歳以下は無料です。

事前購入もできますし、ミュージアムパスも利用することができます。

館内にはエレベーターがあるので、多少込みますが特にストレスなく各階に移動できました。

車いすでのポンピドゥーセンター攻略③:各階への移動

ベランダからの景色はいい感じでした!モンマルトルやエッフェル塔まで観ることができます!

メインのエレベーターは外のベランダに面していて、各階の展示スペースに行くには毎回ベランダを経由するようでした。

でもここでプチストレスだったことがあるんです。

それが、外から中に入る扉がとても重いこと! これだと、車いすを押しながら入るのはとても難しいんです。

そんな時困っていると、ほとんどの場合周りの方が助けてくれました。

小さい女の子がわざわざドアを開けに来てくれたりするんです…

パリの方は本当に車いすに優しい。

とても助かりました。

パルドン(すみません)でなく、メルシー(ありがとう)連呼でした。

車いすでのポンピドゥーセンター攻略④:鑑賞

館内は、展示スペースや通路共に広く作られていたので、安心してゆったり鑑賞できました。

トイレを別にすれば、基本的に車いすを降りずに過ごせて快適でした!

kurage
kurage

近代美術の知識があまりない筆者も、不思議でワクワクする作品が多くて楽しめました!

私たちが行った時の6階企画展。

ポンピドゥーセンターに行ってみて

夜のポンピドゥーセンター

さすがパリの中でも比較的新しい建物(40年は経ってますが)という感じで、バリアフリーがしっかりしている印象です。

kurage
kurage

筆者としては、パリで一番車いすが押しやすかった場所でした!

道中は結構な石畳だったので気を付けていただきたいですが、中に入ってしまえば最高でした。

車いすでの観光にはお勧めしたい場所です!

さいごに

いかがでしたでしょうか?

「車いすでもポンピドゥーセンターに行ける?」

「楽しむことはできるの?」

今回はこのような疑問について解説しました!

パリ三大美術館にもなっているポンピドゥーセンター近代美術館。

パリに行ったら必ず行っていただきたいスポットであると同時に、車いすの方も安心して鑑賞できる美術館だと思います。

ぜひチェックしていただけたらと思います!

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