【厳選!】ちょっとダークな小説が読みたい方に!【おすすめの本6選】

ちょっとダークな小説が読みたい方に!【おすすめの本6選】 読書
この記事は約23分で読めます。

「気分を変えて、いつもよりダークな小説が読んでみたい!」

「普段読んでるような小説に飽きた!」

今回はこのような方に向けて、おすすめの「ちょっとダークな小説」をご紹介していきます!

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たまにはダークな作品も読んでみたい!

普段小説を読んでいると「最近同じような展開のものばかり読んでいるなぁ」とか「ちょっと違う系統の物語を読みたいな」と思うことはありませんか?

kurage
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そんな時おすすめなのが、ちょっと刺激的でダークなお話です。

読む本を自分で選んでいると、どうしても同じような系統のものが多くなってしまいますよね。

そんな方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください!

きっと、いつもと違う作品に出会えるのではないでしょうか。

ホラーが苦手でも大丈夫?

本記事では、ホラーが苦手な方でも大丈夫なものを選びました。

kurage
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実は筆者もホラーは苦手です…

また、生々しすぎる描写の作品も避けています

今回ご紹介する作品は、ファンタジーや不思議な世界観、ちょっと偏った思考のものを選んでご紹介していきます。

きっと、読み始めたら止まらない面白さだと思いますので、「怖いのが苦手…」という方も、ぜひ読んでみてください!

ちょっとダークな作品おすすめ6選!

ここからは、筆者がおすすめする「ちょっとダークな本」のおすすめをご紹介していきます。

ぜひ、本を選ぶ参考にしてみてください!

おすすめ作品①:不道徳教育講座/三島由紀夫

世の中の良識者たちの意見を逆手に取ったような、三島由紀夫さんの不道徳のすすめ

「大いにうそをつくべし」

「弱いものをいじめるべし」

など、その教えはとても面白いものばかり。

世間一般を批判し、理屈だらけで、悪く言うと揚げ足を取るような形で展開しきます。

苦手な人も多いかもしれませんが、「よくこんなに思いつくなぁ」と思わず感心してしまう理屈にあふれています。

kurage
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独特の魅力がある作品。筆者は好き!

おすすめ作品②:絶望名人カフカの人生論/頭木弘樹

20世紀最大の文豪であるフランツ・カフカ

実はこの方、かなりマイナス思考でネガティブなんです。

この本は、そんなカフカの自虐や愚痴を綴ったノート・日記・手紙から、ネガティブな言葉を集めたという1冊。

ネガティブな言葉だらけ、むしろそればかりの内容。

でも、ネガティブもここまでいくと、逆に笑えてきてしまって。

最終的には元気がもらえる1冊になっています。

kurage
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もうこれは、カフカの逆名言集!

おすすめ作品③:悪知恵のすすめ/鹿島茂

17世紀に活躍したフランスの詩人ラ・フォンティーヌ

誰もが知っている「イソップ物語」をベースに書いた寓話は、人生の教訓や毒が詰まった作品で、冷徹な内容のものが多いです。

この本では寓話として、政治や著者の体験談などから、人生の教訓を紹介していきます。

よくある「美しい話」や「希望にあふれた話」とは程遠いものの、今の世の中を生きるために必要な「悪知恵」的教訓を教えてくれる1冊です。

おすすめ作品④:ドリアン・グレイの肖像/オスカー・ワイルド

オスカー・ワイルドの名作「ドリアン・グレイの肖像」

美しい美貌を持つ青年ドリアン。

彼の家には、彼とそっくりな肖像画が飾られていました。

そんなドリアンは、快楽主義者のヘンリー卿に感化され、どんどん罪を重ねていくことに。

見た目は美しいドリアンですが、享楽に溺れた彼の心は徐々に醜くなっていきます。

そんなドリアンが重ねた罪悪は、彼の肖像画に表れていくことに。

絵の中のドリアンは、醜い容姿に変わり果ていくこととなってしまいます。

変わっていく絵の姿に耐えられなくなったドリアンは、ついに肖像にナイフを突き刺しました…

人間の欲と愚かさが詰まったこの作品、ラストに向かって狂っていくドリアンの姿は衝撃です。

kurage
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なぜかまた読みたくなる、中毒性の高い作品です。

おすすめ作品⑤:帰ってきたヒトラー/ティムール・ヴェルメシュ

世界42カ国語に翻訳された、大ベストセラーの作品です。

現代にヒトラーが復活!

見たことも無い技術の進化に驚きながらも、その人柄と実力で徐々に民衆の心を掴んでいきます…

現代に生きる私たちは、実際にヒトラーが蘇ったらどうするのか?

世界は歴史を繰り返すことになるのではないか?

読みやすくクスっと笑える内容でありながら、この世の中への問題提起がされているこの作品。

世界や私たちは学びながら進歩しているようですが、本当は何も変わっていないのかもしれません。

読書が苦手な方にもおすすめしたい、読みやすいけどしっかり内容が濃い作品です!

kurage
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映画もとても面白いです!

おすすめ作品⑥:人間椅子/江戸川乱歩

ラストにかけてゾクッとする物語が多い江戸川乱歩作品。

ここでご紹介する「人間椅子」は、1925年に書かれたスリラー小説です。

椅子の中に住むことにした男が、そこに座る女性のぬくもりを感じながら過ごすという、一風変わったストーリーです。

映画・舞台・ドラマ・漫画化もされ、その独特な世界観にハマる人も多いです。

椅子に入り込んだ男性の、ちょっと変わった魅力が詰まったお話です。

さいごに

「気分を変えて、いつもよりダークな小説が読んでみたい!」

「普段読んでるような小説に飽きた!」

今回はこのような方に向けて、おすすめの「ちょっとダークな小説」をご紹介してきました。

普段読んでいる作品に飽きてきたら、ぜひちょっと刺激的なこの作品たちを読んでみてください!

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