【舞台照明スタッフになるには？専門学校は必要？】勉強方法や資格についても紹介！

「どうやったら舞台照明スタッフになれるの？」

「必要な資格や勉強方法はある？」

今回はこのような疑問について解説していきます。

舞台照明スタッフになる方法は？

演劇・ライブ・ダンスなど華やかなステージを裏から支えている舞台照明スタッフ。

ステージ演出には欠かせない存在です。

そして舞台照明スタッフは、高い技術と専門知識が必要なプロフェッショナル。

一人前になるまでには、沢山の現場をこなしながら実績を積み上げていかなければなりません。

そこでこの記事では、舞台照明スタッフになるための手段や、勉強方法、資格など、筆者の経験を踏まえながら紹介していきます。

筆者について

この記事を書いている筆者はダンス歴21年！

ダンサーとして、小中大規模の劇場からアリーナ級のホール、野外やライブハウスまで、様々なステージを経験してきました。

また裏方スタッフとして、照明や音響・舞台監督・受付や子供たちのサポート等、舞台全般に関わる仕事を10年以上経験しています。

ダンサーとしても、裏方としても仕事をしてきた筆者が、演者側として最低限知っておくと便利な舞台照明の基礎知識をお伝えしていきます！

舞台照明スタッフの働き方

照明スタッフが活躍する場所は、劇場・ホール・アリーナ・スタジオ・撮影現場・ライブハウスなど様々です。

基本的には舞台照明会社・舞台演出会社に所属している場合が多いです。

そのため、劇場や劇団の専属として働く人は少ない印象です。

会社である程度経験を積んでからは、会社から離れて個人で働いている方も多くいます。

ライブハウス等では、はじめはその箱に専属で働く場合が多いです。

ある程度経験を積むことで、独立してフリーランスとして活躍することもできます。

また舞台照明の仕事は、現場によって拘束時間が違ったり、早朝や深夜帯の作業も少なくありません。

そのため会社に所属したとしても、不規則な勤務時間・休日になる事が多い職業です。

また現場仕事なのである程度の体力は必要ですし、高所作業も多く、危険も多いです。

舞台照明スタッフになる方法

舞台照明スタッフになるには、大きく分けて2通りの方法があります。

1.専門学校や大学に通う

照明スタッフになる1つ目の方法は、専門学校や大学に通う方法です。

専門学校ならば、照明を専門に学べる学校が多くあります。

また映像や芸術系の大学でも、基礎を学ぶ機会がある学校もあります。

舞台照明スタッフに必要なのは、まず専門知識などの基礎を学ぶこと。

そして卒業後は、自分の希望するジャンルの照明会社や劇場等に就職し、下積みを始めるというのが一般的な流れです。

2.照明会社に就職する

舞台照明スタッフになる2つ目の方法は、照明会社に就職することです。

実は、照明スタッフになるのに特別な免許・資格はありません。

そのため、必ずしも専門学校等で学ばなければいけないものでは無いのです。

確かに、知識がない分就職してからは大変なことが多いです。

しかし、座学よりも現場で覚えることが多い職業なので、努力次第では専門学校に行かなくても十分通用します。

やる気さえあれば！という会社もありますので、まずは未経験でも可能な照明会社を探してみましょう。

舞台照明スタッフに必要な勉強は？

筆者としてまず思うのは

これが一番大きかったなと思います。

まずは、どんな現場でも良いので参加させてもらえるように頑張りました。

多くの現場を経験すると、新しいスタッフさんとの出会いも多く、積極的にコミュニケーションを取ることでどんどん次につながります。

現場以外では、専門知識・業界用語・電気についての基礎を覚える事に専念しました。

こちらは図書館に行って専門書を探したり、書店で本んを探したり、会社の先輩に教えてもらったりしながら勉強しました。

舞台照明スタッフに必要な資格は？

先述の通り、舞台照明スタッフになるために、特に必要な資格・免許はありません。

しかし、就職や転職に有利な資格ももちろんあります。

以上の5つの資格は、取得しておいて損はないでしょう。

さいごに

「どうやったら舞台照明スタッフになれるの？」

「必要な資格や勉強方法はある？」

今回はこのような疑問について解説してきました。