「海外文学が読みたいけど、何を読んだらいいの?」
「おすすめの海外文学が知りたい!」
今回はこのような方に向けて、今読むべき海外文学の名作をご紹介していきます。
ぜひ、作品選びの参考にしてみてください!
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海外文学ってなに?
海外文学とは、世界各地の小説・詩・演劇・評論などの文学作品をその国の言葉で研究するという学問のこと。
代表的なものは「英米文学」「ドイツ文学」「フランス文学」「中国文学」です。
海外文学は、その国の歴史や文化を感じることができるので、他国への興味を持つきっかけになるのはもちろん、学ぶきっかけにもなります。
作品に登場する町や建物を目的に旅をするのも楽しいですよね!
また、教養のためにも主要の海外文学を読んでおくのはとても大切です。
しかし、とっても沢山の作品があるので、どれから読んでいいのか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、大人なら読んでおくべき海外文学を紹介していきます。
おすすめの海外文学作品
ここからは、大人にこそ読んでおいてほしい海外文学を紹介していきます。
ぜひ、作品選びの参考にしてみてください!
おすすめ①:ハツカネズミと人間/スタインベック
一軒の小さな家と農家を持ち、土地が育んだ良いものを食べ、ウサギを買って静かに暮らす…
身体も知恵も対照的なレニーとジョージ、2人の労働者の夢…
2人の暮らしと友情、過酷な現実と悲劇を描いた物語。
アメリカ・カルフォルニアの物語。
世界恐慌やアメリカンドリーム、人種や性差別など、様々な社会問題も描かれています。
おすすめ②:日はまた昇る/ヘミングウェイ
禁酒法時代のアメリカ。
そんなアメリカに別れを告げ、パリで今日を生きる男たち。
そんな中、戦傷で性行為不能となってしまったジェイクは、新進作家や女友達と共にスペインへと旅立った。
スペインの情熱的な雰囲気と血の匂いに包まれながら、彼らは新たな享楽を求め続けました…
ヘミングウェイが若い頃に描いたこの物語は、世の中に「自堕落な世代」こその誇りを提示しました。
おすすめ③:若きウェルテルの悩み/ゲーテ
18世紀のドイツの物語。
主人公ウェルテルは、親友のいいなずけに対するひたむきな愛と破局を経験。
社会にうまく適応できず、エネルギーを自分の内面にしか向けることができない…
そしてウェルテルは、自分が住む街から感傷旅行に飛び立ちます。
そんなウェルテルの心情は、作家・ゲーテ自身が味わった若き日の情感と陶酔・不安や絶望をきっかけに描かれました。
若者特有の劇場を熱烈な言葉で表現する、ゲーテの傑作です。
おすすめ④:変身/カフカ
グレーゴル・ザムザがある朝目を覚ますと、自分が巨大な虫になっていた。
どうしてこんな事態になったのか…
その謎は究明されないままに、普段と変わらない日常は過ぎていく…
まるでレポートのように、淡々と続いていく物語。
読者に様々な解釈を呼び起こした、衝撃の作品です。
おすすめ⑤:ヴェニスの商人/シェイクスピア
お金持ちの貴婦人・ポーシャへの恋に悩む友人の為に、貿易商人のアントニオはユダヤ人高利子歌詞のシャイロックから借金をしてしまった。
その担保はなんと、自身の肉1ポンド。
しかし、商船が難破して全財産を失ったアントニオに、シャイロックは約束通りの返済を迫ります…
金・銀・鉛の箱選びや、人肉裁判など、愛と金のために命がけの取引をした商人たちの愛の喜劇。
しかし、その中に虐げられたユダヤ人の姿も描かれています。
おすすめ⑥:カラマーゾフの兄弟/ドストエフスキー
女好きで粗野な地主のフョードル・カラマーゾフには、3人の息子がいました。
亡くなった母の遺産を巡って父と激しくぶつかり合う、長男ドミトリー。
「不死など存在しない、神など存在しない」と論じる次男イワン。
そして三男アリョーシャは、神の道を選び修道院へ行った。
そして、実は使用人の息子として育ったスメルジャコフは4人目の兄弟でした。
そんなある日、父のフョードルが殺害され、真っ先に疑われるのは父と激しく対立していた長男ドミトリー。
しかしドミトリーは無実を主張し、裁判が行われることになる…
様々な人物の感情や愛情が混ざり合う中、神と人間という大きな問題を据え置いた、海外文学の傑作です。
おすすめ⑦:ファウスト/ゲーテ
様々な分野の知的探求さえ、内心にある欲求を満たさないことに絶望したファウスト。
理想と現実の乖離に悩む彼の前に、悪魔・メフィストフェレスが出現。
「この世で面白い目を見せる代わりに、死んだら魂をもらいたい」と言われ、魂を懸けた契約を結んだ。
強い意志と努力を信じるファウストに、悪魔は若返りの薬を飲ませて少女と恋をする…
ゲーテが60年の歳月をかけて完成させた、超大作。
おすすめ⑧:老人と海/ヘミングウェイ
数カ月続いている不漁の影響から、周囲に同情の視線を向けられる老人サンチャゴ。
それでも彼は1人で船を出し、獲物がかかるのをひたすら待ち続ける。
やがで、巨大なカジキが仕掛けに食らいつくと、3日間にわたっての壮絶な戦いが始まる…
決死で屈服することないサンチャゴの、力強い姿と哀愁を描いた、ヘミングウェイの最高傑作。
おすすめ⑨:ドリアン・グレイの肖像/オスカー・ワイルド
物語の舞台はロンドンのサロン。
若く美しい青年ドリアンは、快楽主義者ヘンリー卿に感化され、背徳の生活を送る。
彼の犯してきた罪悪はすべて、彼が年を重ねるごとに自信の肖像画に表れていく。
徐々に醜さを増していく自身の肖像に、耐えられなくなっていったドリアンはナイフを突き刺した。
快楽主義の末、堕落と悪行の末に破滅していく青年の姿を描いた傑作。
おすすめ⑩:ベロニカは死ぬことにした/パウロ・コエーリョ
すべてを手にしていたベロニカには、若さと美しさ、素敵なボーイフレンドに仕事、愛情溢れる家族がいた。
しかし、彼女はちっとも幸せではなかった。
何かが欠けていた。
ある朝、死ぬことにしたベロニカは、睡眠薬を大量に飲んだ。
しかし、目が覚めると精神病院に居た。
自殺未遂の後遺症で残りわずかとなった人生を、精神病院で過ごすことになったベロニカ。
そんな彼女のなかで何かが変わり、人生の秘密が姿を現そうとしていた。
世界45カ国で発売され、多くの人が涙した大ベストセラー。
おすすめ⑪:桜の園/チェーホフ
美しく咲いた桜の園に、5年ぶりに帰ってきた当主のラネフスカヤ婦人。
しかしこの広大な土地は、もうすぐ競売にかけられることが決まっていた。
19世紀末のロシア貴族社会の崩壊に伴う新時代の幕開けが描かれた傑作。
チェーホフによる最後の作品であり、最も愛されてきた戯曲です。
太宰治の名作「斜陽」の題材になっています!
おすすめ⑫:恐るべき子供たち/コクトー
舞台は、第一次大戦後のパリ。
ポールとエリザベート姉弟は、社会から隔離されたような「ふたりだけの部屋」で暮らしていた。
ある日、そこにポールの友人ジェラール、そして、エリザベートの友人アガートも同居を始めた。
そして、強い友情で結ばれながらも、愛ゆえに傷つけ合う事しかできない4人の交友が始まった。
同性愛・近親愛・男女愛など、様々な感情が交差し、やがて悲劇的な結末を迎えるまでの日々を描いた物語です。
おすすめ⑬:にんじん/ジュール・ルナール
赤毛でそばかすだらけのルピック家の三男は、みんなからにんじんと呼ばれていた。
このあだ名をつけたのはお母さん。
お母さんは、にんじんに夜の暗闇の中、鶏小屋のカギを閉めに行かせたり、おもらししたおしっこを朝食のスープに混ぜて飲ませたりしました。
しかしにんじんは、そんな意地悪にも負けずに成長していきます。
著者が自身の子供時代を見つめて綴ったという、自伝的小説です。
さいごに
「海外文学が読みたいけど、何を読んだらいいの?」
「おすすめの海外文学が知りたい!」
今回はこのような方に向けて、今読むべき海外文学の名作をご紹介してきました!
ぜひ、作品選びの参考にしてみてくださいね!
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