「新しい小説と出会いたい」
「心に残る小説が読みたい!」
今回はこのような方に向けて、おすすめの作品を紹介していきます。
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子育て中の筆者も、家事をしながら使っています!
読んだらほっこり…心がじんわり温まる小説

心をほぐす、じんわり癒される本たち…
優しい登場人物やあたたかい物語に触れると、日常の疲れもふっと軽くなる気がしますよね。
そこで今回は、読んだあとにほっと心が温かくなる小説を10冊紹介します。
読んだらほっこり…心がじんわり温まる小説10選

ここからは、筆者が大切にしている作品を紹介していきます。
おすすめ①:人魚が逃げた/青山美智子
逃げてしまった「僕の人魚」を探し、銀座の街を彷徨う「王子」。
そんな王子に遭遇したのは、それぞれが「ある事情」を抱えた5人の男女でした。
「これぞ、青山美智子さん」という連作短編集と、ほっこりするエピローグ。
大満足すること間違いなしです。
おすすめ②:よむよむかたる/朝倉かすみ
小樽の古民家カフェ「喫茶シトロン」で月に一度開かれているのは、最年長92歳、最年少が78歳という、超高齢読書会。
この読書会でひょんなことから名誉顧問となった、「喫茶シトロン」の二代目マスターやっくん(28歳)によって語られる、老人達の心温まるストーリー。
おすすめ③:ピエタ/大島真澄美
舞台は18世紀のヴェネツィア。
孤児たちが暮らすピエタ慈善院で子供達に合奏・合唱を指導していた作曲家・ヴィヴァルディ。
彼の死後に行方不明となった「失われた楽譜」を巡り、様々な出会から秘められていた事実が明らかになっていく。
オーディブルでは小泉今日子さんが朗読を担当。
「素晴らしい」の一言でした。
おすすめ④:夜明けのすべて/瀬尾まいこ
月に一度のPMSにより、人生も人間関係がうまくいかなくなった美紗。
パニック障害により、順調だった人生を手放すことになった山添。
特に親しくもなかったものの、あるものをきっかけに同志のような気持ちが芽生えた2人は、
自分にできることは少ないが、相手のことならば助けられるかもしれないと思うようになる。
生きることが少し楽になるような、優しい物語。
おすすめ⑤:カンガルー日和/村上春樹
日常の中にふと現れる不思議さや、柔らかいユーモアを感じられる短編集。
村上春樹だからこそ生まれる独特な世界観を、肩の力を抜いて楽しめる1冊です。
おすすめ⑥:ダンス/竹中優子
職場でのモヤモヤや嫉妬が高まっていく中、先輩・下村さんの「気ままなダンス」に振り回される語り手。
短編小説ながら、語り手の気持ちがリアルに伝わり、静かな共感と余韻を味わうことができます。
おすすめ⑦:霧の向こうのふしぎな町/柏葉幸子
夏休み、1人電車を乗り継ぎ旅に出たリナ。
たどり着いた「霧の谷」で個性豊かな人々と出会いながら、自分の力で世界を見つめていく物語です。
映画「千と千尋の神隠し」にも影響を与えたこの作品は、はじめてのファンタジーにもおすすめの1冊です。
おすすめ⑧:問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい/早見和真
中学校受験に挑む少女を中心に、家族それぞれの想いや不器用さを温かく描いた物語。
吉祥寺が舞台となっており、「店長がバカすぎて」のキャラクター達も登場します。
おすすめ⑨:うつくしが丘の不幸な家/町田そのこ
新興住宅地に建つ築 21 年の三階建ての一軒家を購入した美保理と譲は、近所の住民から「ここが『不幸の家』って呼ばれているのを知っていて買われたの?」と言われてしまう…。
この「不幸の家」で「自分たちの幸せ」について考えることになった5つの家族の物語を通して、「幸せ」の形について考えるきっかけをくれる1冊です。
おすすめ⑩:神さまのビオトープ/凪良ゆう
事故で亡くなった夫「鹿野くん」の幽霊と暮らす主人公・うる波。
彼女を中心に、秘密や痛みを抱えた人々の物語が描かれています。
切なさと優しさが共鳴する連作短編集です。
さいごに
「新しい小説と出会いたい」
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今回はこのような方に向けて、おすすめの作品を紹介してきました。
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