「名言・名文を知りたい!」
「おすすめの日本の小説は?」
今回は、このような疑問について解説していきます。
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- 日本の小説から探す名言・名文
- 名言・名文・作品紹介
- 1 ホワイトラビット/伊坂幸太郎
- 2 謝肉祭/村上春樹
- 3 人間たちの話/柞刈湯葉
- 4 風の歌を聴け/村上春樹
- 5 かくかく、しかじか、あるいは彗星をみるということ(ガリヴァーの帽子)/吉田篤弘
- 6 グラスホッパー/伊坂幸太郎
- 7 ツナグ/辻村深月
- 8 月の満ち欠け/佐藤正午
- 9 ダンスダンスダンス/村上春樹
- 10 騎士団長殺し/村上春樹
- 11 父の日に、バンビ公園で。/松尾健史
- 12 女のいない男たち/村上春樹
- 13 終末のフール/伊坂幸太郎
- 14 針がとぶ/吉田篤弘
- 15 ノルウェイの森/村上春樹
- 16 無貌の神/恒川光太郎
- 17 レインコートを着た犬/吉田篤弘
- 18 鍵のない夢を見る/辻村深月
- 19 命売ります/三島由紀夫
- 20 ヤクルト・スワローズ詩集/村上春樹
- さいごに
日本の小説から探す名言・名文
小説は、私たちの様々な感情に寄り添ってくれるもの。
作家たちの紡いだ言葉は、悲しいとき、苦しいときに背中を押してくれたりします。
そこでこの記事では、日本の小説を読んでいる中で筆者の心に残った名言・名文を紹介していきます。
名言・名文・作品紹介
ここからは、筆者が日本の小説を読む中で印象に残った名言・名文を厳選して紹介していきます。
ぜひ、作品選びの参考にしてみてください!
1 ホワイトラビット/伊坂幸太郎
人の心は、海や空よりも壮大なんだよ。
その壮大な頭の中が経験する、一生って、とてつもなく大きいと思わない?
2 謝肉祭/村上春樹
月並みな意見かもしれないが、僕らの暮らしている世界のありようは往々にして、見方ひとつでがらりと転換してしまう。
光線の受け方ひとつで陰が陽となり、陽が陰となる。
生が負となり、負が生となる。
そういう作用が世界の成り立ちのひとつの本質なのか、あるいはただの資格的錯覚なのか、その判断は僕の手には余る。
3 人間たちの話/柞刈湯葉
生物は本質的に死を恐れるものである。とか、親から与えられた生命はかけがえのないものである。とか、そういう話を聞くたびに、僕は自分の命が遺伝子によって書き込まれた呪詛のように思えてならなかった。
原初の地球の海でなんらかの偶然で生まれた最初の生命が、生存したいという欲求をどんどん肥大化させて、そのための分子機構をどんどん複雑化させ、人間のような巨大な塊を作り上げてしまった。もはや、何かの罰としか思えない。
4 風の歌を聴け/村上春樹
あらゆるものは通り過ぎる。
誰にもそれを捉えることはできない。
僕たちはそんな風にして生きている。
5 かくかく、しかじか、あるいは彗星をみるということ(ガリヴァーの帽子)/吉田篤弘
単純なことです。
結局のところ記憶というものが分からない。どのような形をしているのか。イヤ形はともかくとして。それはつまり何なのか。
情報が蓄えられる袋のようなものなのでしょうか。それとも袋の中身が記憶なのかな。これほど重要でこれほど曖昧なものはありません。
6 グラスホッパー/伊坂幸太郎
たぶん、わたしたちってさ、自分の目の前に敵の兵隊が立ちはだかっても、戦争の実感は湧かないのかもね。
今まで世界中でおきた戦争の大半は、みんながたかをくくっているうちに起きたんだと思うよ。
7 ツナグ/辻村深月
世の中が不公平なんて当たり前だよ。
みんな平等に不公平。
フェアなんて誰にとっても存在しない。
8 月の満ち欠け/佐藤正午
神様がね、この世に誕生した最初の男女に、二種類の死に方を選ばせたの。
ひとつは樹木のように、死んで種子を残す、自分は死んでも、子孫を残す道。
もうひとつは、月のように、死んでも何回も生まれ変わる道。
9 ダンスダンスダンス/村上春樹
君がいないと僕は遠心力で宇宙の端っこの方に吹き飛んでしまいそうな気がするんだ。
10 騎士団長殺し/村上春樹
大胆な転換が必要とされる時期が、おそらく誰の人生にもあります。
そういうポイントがやってきたら、素早くその尻尾を掴まなくてはなりません。
しっかりと堅く握って、二度と離してはならない。
世の中にはそのポイントを掴める人と、掴めない人がいます。
11 父の日に、バンビ公園で。/松尾健史
世の中に“怖い”と決まっていることなんてないんだよ。
怖さはいつだって人の心で作られるんだ。
それを知っておけば、この世の中の怖いものの9割は消えてなくなるさ。
12 女のいない男たち/村上春樹
しかし自分とはいったいなにものなのだろう、最近になってよくそう考えるんです。それもかなり真剣に考えます。
私から美容整形外科医としてのキャリアを取り去ってしまったら、今ある快適な生活環境が失われてしまったら、そして何の説明もつかない裸の一個の人間としてせかいにぽんと放り出されたら、この私はいったいなにものになるんだろうと。
13 終末のフール/伊坂幸太郎
「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」
文字だから想像するほかないけど、苗場さんの口調は丁寧だったに違いない。
「あなたの生き方は、どのくらい生きるつもりの生き方なんですか?」
14 針がとぶ/吉田篤弘
そういえば、さみしいというのは、どうしていいかわからないことであった。
15 ノルウェイの森/村上春樹
どのような真理をもってしても愛するものを亡くした哀しみを癒すことはできないのだ。
どのような真理も、どのような誠実さも、どのような強さも、どのような優しさも、その哀しみを癒すことはできないのだ。
我々はその哀しみを哀しみ抜いて、そこから何かを学びとることしかできないし、そしてその学びとった何かも、次にやってくる予期せぬ哀しみに対しては何の役にも立たないのだ。
16 無貌の神/恒川光太郎
もう一度いうが、後悔や、失敗の過去であったとしても、それをなくせば今のお主は存在すらできんのだ。
17 レインコートを着た犬/吉田篤弘
おかしな話です。
好きで選んだ仕事なのに、毎日繰り返していると、御飯を食べることや歯を磨くことと同じになって、それが自分の1番だったのに、いつの間にか埋もれて分からなくなってー
18 鍵のない夢を見る/辻村深月
夢見る力は、才能なのだ。
夢を見るのは、無条件に正しさを信じることができる者だけに許された特権だ。
疑いなく、正しさを信じること。
その正しさを自分に強いることだ。
19 命売ります/三島由紀夫
いつも自分はこうやって、何かが起こるのを待っている。
それはまるで「生きること」に似ているのではないか。
20 ヤクルト・スワローズ詩集/村上春樹
時間はあくまで同じ時間だ。
一分は一分であり、一時間は一時間だ。
僕らはなんといっても、それを大事に扱わなくてはならない。
時間とうまく折り合いをつけ、出来るだけ素敵な記憶をあとに残すことーそれがなにより重要になる。
さいごに
「名言・名文を知りたい!」
「おすすめの日本の小説は?」
今回は、このような疑問について解説してきました。
ぜひ、作品選びの参考にしてみてください!
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