「大人にもおすすめの児童文学はある
「大人も子供も楽しめる本が知りたい!」
今回はこのような方に向けて、おすすめの児童文学をご紹介していきます!
大人になると、あまり読む機会のない児童文学。
でも、大人にこそ読んでほしい作品が多いんです!
子供の頃は気づけなかった、心に響く作品がたくさんあります!
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児童文学とは
児童文学とは、0歳から12歳の子供向けに書かれた文学作品の事。
イラストが添えられていることが多く、読みやすいのが特徴です。
児童文学は、年齢や国境を越えて、幅広く読み継がれている作品が多いのもポイント。
ロングセラー・ベストセラー作品もたくさんあるので、大人にも読んでほしいジャンルでもあります!
大人にこそ児童文学を読んでほしい理由
大人になってから読む児童文学からは、子供の頃には気づくことができなかった作者の思惑やメッセージを読み取ることができるかもしれません。
大人になったからこそ、心に響くメッセージが隠されています。
大人と子供では、物事の捉え方が大きく変わってきますよね。
きっと新たな発見ができると思います!
忘れかけていた気持ちを発見したり、夢中になって読むことで子供の頃の感情を思い出したり…
児童文学を読むと、普段読んでいる小説とはまた違った感情になるはずです。
児童文学の年齢制限は?
結論から言うと、児童文学に年齢制限はありません。
一般的には子供向けに作られたものが多いですが、大人向けの作品を児童文学として扱うという場合もあるんです。
それに、子供向けの簡単な内容の作品に見えても、大人が読んで十分に楽しめる程奥が深い作品もあります。
児童文学は英語の勉強に使える!
海外の児童文学や絵本を英語の勉強に使う大人の方もい多いようです。
児童文学作品は、子供がわかりやすいように考えて作られているもの。
内容も簡単で挿絵も多いことから、英語の勉強にも役立つと言われています!
大人に読んでほしい児童文学7選!
ここからは、いよいよ大人にこそ読んでほしい児童文学をご紹介していきます。
ぜひ、作品選びの参考にしてみてください!
①モモ/ミヒャエル・エンデ
人間はひとりひとりがそれぞれのじぶんの時間をもっている。そしてこの時間は、ほんとうにじぶんのものであるあいだだけ、生きた時間でいられるのだよ。
ミヒャエル・エンデ「モモ」より
まず最初にご紹介したいのは、ドイツ児童図書賞を受賞したミヒャエル・エンデの傑作「モモ」という作品です。
町はずれの円形劇場に迷い込んだ少女・モモは、時間貯蓄銀行に奪われた時間を取り戻すために不思議な冒険に旅立ちます。
「忙しい」「時間が無い」
こんな言葉が口癖になっている大人はいませんか?
効率を重視するあまり、本当に大切なものを失った現代の大人。
働いている私たちだからこそ、この本から気づかされる「大切なもの」に思わずハッとさせられるはずです。
毎日忙しく働いている人にこそ読んでほしい!
②はてしない物語/ミヒャエル・エンデ
あなたは望みの道を歩いてきたの。この道は、けっしてまっすぐではないのよ。あなたも大きなまわり道をしたけれど、でもそれがあなたの道だったの。
ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」より
続いても、ミヒャエル・エンデの作品をご紹介します。
主人公は母を亡くし、いじめられっ子の少年バスチアン。
彼が本屋で見つけた奇妙な本を開いたことから物語は始まります。
愛を知らないバスチアンが、物語の中で様々な人に出会い、多くの場所に行く中で、愛の尊さに気づいていきます。
現実世界と本の中、2つの世界を行ったり来たりする展開が特徴的です。
身の回りの何気ないものに、愛や感謝の気持ちを持てるようにしたいと思えた!
③プチ・二コラ/ゴシニ
なんで将来やりたいことがわからないかって知っているんだ。それは、僕の人生は素晴らしいから、だからとにかく人生が変わるのが嫌なんだ。
ゴシニ「プチ・二コラ」より
フランスの小学生プチ・二コラと、学校の仲間たちが織り成す「ちょっと笑えるお話」がたくさん詰まった作品です。
フランスでは、むかしから国民に愛されている作品でもあります。
この作品を読むと、子供だった頃の気持ちを思い出すことができる気がしています。
文化や環境の異なるフランスの学校や家庭の様子をのぞけるのもとっても面白い!
④魔女がいっぱい/ロアルド・ダール
もう男の子ではないし、二度と男の子になれないってわかってるけど、僕を世話してくれるおばあちゃんがいてくれたら、ぼく、ぜんぜん平気だもの。
ロアルド・ダール「魔女がいっぱい」より
この世界には、実は魔女がいっぱいいるんです。
普通の女性と同じ格好をしているか、見分けるにはコツが必要。
魔女は子供の事が大嫌いで、もし見つかってしまったら、妙な薬を飲まされてしまうかもしれません…
ブラッグユーモアの天才・ロアルド・ダールが描くこの作品。
近年、アン・ハサウェイ主演で映画化されたことも話題になりました。
子供の頃に読んでいたら、トラウマになっていたかもしれない…
面白い作品なんですが、主人公の最後の展開には驚きつつ、その言葉にハッとっさせられました。
⑤マチルダは小さな大天才/ロアルド・ダール
子供の本にはこっけいみがなければならない
ロアルド・ダール「マチルダは小さな大天才」より
天才少女のマチルダは、3歳になるまでに文字が読めるようになり、4歳になると有名文学を読みこなしていました。
そんなマチルダを「かさぶた」扱いする両親。
学校では女校長が、横暴で高圧的な態度で生徒を痛めつけています。
そんな大人たちに立ち向かうマチルダの、仕返しの物語です。
作者は先ほど「魔女がいっぱい」でご紹介したロアルド・ダール。
2023年には、日本でも舞台版が上演されることで、話題になっている作品です。
子供の気持ちも大人の気持ちもわかるから、読んでいてとても面白い!
⑥星の王子さま/サン=デグジュベリ
きみがバラをかけがえのないものにしたのは、きみが、バラのために費やした時間だったんだ
サン=デグジュベリ「星の王子さま」より
児童文学の名作と言えばこの作品。
フランス人飛行士のサン=デグジュベリによって描かれた、世界的大ベストセラー小説です。
王子が出会う様々なキャラクターは、私たちに多くの美しい言葉を教えてくれます。
読んでいると、大人になる中で失ってきた気持ちに気づくことができるでしょう。
挿絵もとってもかわいい!
定期的に読み返したくなる、そんな1冊です。
⑦クレヨン王国の十二カ月/福永令三
しめろ しめろ 年の輪を
福永令三「クレヨン王国の十二カ月」より
ぬけろ ぬけろ うずの輪を
時をつないで むすんでしまえ
明日が明日であるように
福永令三さんが描く「クレヨン王国」シリーズの第1作目がこの作品。
子供の頃に読んでいたという方も多いのではないでしょうか?
筆者は大人になってから初めて読んだ!
大みそかの夜に12本のクレヨンたちが会議をしていたところに遭遇した主人公。
そこから、主人公とクレヨン王国の王妃の旅が始まります。
12個の悪い癖を持っていることから王様に逃げられてしまった王妃は、旅の中でその癖を直していくことができるのか。
子供は持ちろん、大人の方もしっかり楽しむことができる作品です!
さいごに
「大人にもおすすめの児童文学はある?」
「大人も子供も楽しめる本が知りたい!」
今回はこのような方に向けて、おすすめの児童文学をご紹介てきました。
児童文学といっても、子供に限らず大人の方も楽しめる作品が多くあります。
むしろ、大人になったからこそ忘れてしまった気持ちを思い出すきっかけになるのではないでしょうか。
ぜひこの記事を、本選びの参考にしてみてください!
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