「はじめてのダンス発表会、何を持っていけば良い?」
「発表会の子供に持たせておきたい物は?」
この記事では、こんな疑問について解説していきます。
初めての発表会、いったい何を持っていけば良いのかと不安になりますよね。
ダンスを習い始めた大人の皆さんはもちろん、子供がダンスを習っているというパパ・ママは、ぜひこの記事を参考にしてみてください!
筆者はどんな人?
この記事を書いている筆者は、ダンス歴21年。
ダンサーとしては、小中規模の劇場から大規模なアリーナ級の劇場、また野外やライブハウスまで、様々なステージを経験してきました。
また、舞台の技術スタッフや楽屋お手伝いや運営など、舞台全般のお仕事を10年以上経験しています。
舞台の表から裏まで見てきた筆者が、発表会にあると便利な持ち物を、カテゴリごとに分けてご紹介していきます!
発表会の持ち物
ここからは、発表会の持ち物・あったら便利なものをご紹介していきます!
大きめのバッグ
まず、どんなバッグに荷物をまとめたらいいか迷う方もいるのではないでしょうか?
発表会では自分のものの管理が大切なので、大きめのバッグを持っていくのがおすすめです。
何でもかんでも雑にガンガン入れられるものが良いでしょう!
安くて、汚れても大丈夫なものが良いと思います。
発表会ではプレゼントや差し入れなどもあったり、荷物を整理する時間が無かったりするので、帰りはなぜか荷物が増えます。
やや大きめの鞄にするか、畳めるエコバックを忍ばせて行ってもいいと思います。
また、貴重品の管理はしっかりしましょう!
嫌なトラブルを防ぐためにも、現金やカード類は必要最低限にするようにします。
ロッカーのある楽屋があったら、貴重品だけはそこに入れるようにした方が良いでしょう。
衣類
ここからは大事な衣類を項目ごとに紹介していきます!
レッスン着
バレエの発表会の場合、レオタードなどレッスン着は服の下に着ていく場合も多いと思います。
着ていかない場合は必ず持っていきましょう。
衣装
自分の衣装は当然ながら忘れないようにしましょう。
頭飾りやシューズなど、細かい装飾品も忘れずに!
前日にアイロンをかけたりメンテナンスもしっかりして、なるべくシワがつかないように持っていきましょうね。
シューズカバー
楽屋や舞台袖ってとても足が冷えるんです。
バレエシューズやトゥシューズの上からシューズカバーを履くことで、冷えが防止できます!
トゥシューズの場合は、舞台袖でコツコツ音を立てるのを防止することもできて一石二鳥。
専用のシューズカバーもありますが、300均で買えるようなもこもこ靴下でも大丈夫です!
どうせ汚れてしまうので、筆者はスリコの靴下を使い捨てしています。
前開きの上着
まず覚えておいていただきたいのが、発表会ではTシャツなど頭から被るタイプの服は避けること!
理由としては、せっかくのヘア・メイクが崩れてしまうからです。
メイクやヘアの準備が始まる前に、レオタードの上に前開きの上着という状態になっているのがベストです。
Tシャツを着てメイクしてしまうと、最終的に悲惨なことになりますよ…
こんな事態を防ぐためにも、前開きの上着は発表会での必須アイテムです!
ソーイングセット
トゥシューズを履く人は、リボンが出ないように縫うために必要ですね。
そのほかのジャンルの方も
衣装に穴が開いてる!
衣装の装飾が取れたー!
そんな時のために、ソーイングセットは持っておくようにしましょう。
なるべく衣装似合う色や、目立ちにくい色の糸を用意しておくと、いざという時便利です!
ボディファンデーション
ダンサー必須アイテムのボディファンデーション。
衣装から下着が透けて見えてしまうのを防ぐために着用します。
着るのが面倒なこともあるので着て行ってもいいと思います。
筆者は着替えが面倒なので家から装備していく派です!
ハンガー・ゴミ袋
劇場の楽屋にはハンガーが設置されているところが多いですが、数は限られています。
ハンガーにはマステ等で自分の名前を付けていくつか持っていくと便利です!
また発表会でいくつかの演目に出演する場合は、衣装チェンジがありますよね。
バタバタで時間が無い中なので、脱いだ衣装をとりあえず突っ込む用に、大きめのごみ袋を持っていくととても便利ですよ!
メイク類
メイク道具は、お教室やスタジオで共用のものを用意してくれている場合もありますので、あらかじめ何が必要か確認しておきましょう。
子供の場合はメイク係の保護者の方がやってくれる場合が多いので、特に用意する必要はありません。
でも、メイク落としだけは自分で準備ってパターンが多くてみんな忘れがち!
大人だと自分でメイクすることが多いと思いますが、お教室やスタジオによってメイクの特徴も様々です。
自己流メイクというわけにはいかないので、同じクラスの先輩や先生に、必要なものをあらかじめ聞いておきましょう。
参考までに、筆者が使用している舞台用メイク用品をご紹介します。
筆者のスタジオでは、アイシャドウ・口紅・アイブロウ・チーク・ノーズシャドウは皆と兼用でした!
買っても使いきれない場合が多いので、クラスのみんなで1つ購入してシェアしたりもしました!
このように、自分でそろえるものと指定のものが教室やスタジオによって様々なので、早めに確認するようにしましょう!
ヘア用品
基本的には、お家でシニヨン(お団子ヘア)や指定の髪型を作ってから劇場に向かうことが多いと思います。
まれに、楽屋で先生や保護者の方がやってくれるお教室やスタジオもありますので、発表会前に確認しておくと良いでしょう。
ここでは、基本のヘアセットは済んでいるとして、持って行った方が安心なものをご紹介します。
- くし(目の細かいもの)
- ジェル(なるべくハードなもの)
- スプレー(なるべくハードなもの)
- ピン(アメリカピン・Uピン)
食べ物・飲み物
食べ物や飲み物は、本番前のモチベーションづくりにとても重要なものです。
子供の場合は、なるべく本人が好きなものを持たせてあげるようにしましょう。
劇場はいつもと違う環境というのもあって、テンションがぶち上がってしまうお子さんも多いんです。
でも、ママが用意してくれたお弁当を食べるだけでリラックスしてくれることも!
逆に本番前にお腹いっぱい食べられない方は、ゼリー飲料などもおすすめ!
自分に合った食事を用意しましょうね!
筆者は満腹じゃないと踊れない人でした。
発表会にはいつも大量の食糧を持ち込みます…
注意したいのは、楽屋や服を汚すものは控えること!
メイク後に食べる場合も多いので、おにぎりなら小さめに握ったもの、サンドイッチもなるべく小さいサイズにするなど、パクっと食べられるようにすると良いですよ!
筆者は食べやすいスティックパンがお気に入り!
お菓子に関しても、グミや飴などもおすすめです!
飲み物も、もしこぼしたら…ということも考えて、色付きの飲み物は避けてお水などにすると安心です。
また、メイク後や本番中に飲むことを考えて、筆者はペットボトルにつけるストローを使っていました!
その他
その他、必要なものリストはこちら!
- 安全ピン(縫ってる暇がない緊急事態の為)
- はさみ
- ゴミを入れる袋
- タオル
- ティッシュ
発表会持ち物まとめ
- 大きめのバッグ
- レッスン着
- 衣装
- シューズカバー
- 前開きの上着
- ソーイングセット
- ボディファンデーション
- ハンガー・ゴミ袋
- メイク用品
- メイク落とし
- くし
- ジェル
- スプレー
- ピン
- 食べ物
- 飲み物
- 安全ピン
- はさみ
- ゴミを入れる袋
- タオル
- ティッシュ
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回は「はじめてのダンス発表会、何を持っていけば良い?」
「発表会の子供に持たせておきたい物は?」
という疑問についてご紹介してきました!
各教室やスタジオによって細かい違いはありますので、メイクやヘアメイク、ボディファンデーションなどは、同じクラスの方や先生に早めに聞いてみるようにしましょう。
その他は基本的に、今回ご紹介したものがあれば大丈夫だと思います!
ぜひ参考にしてみてください!
皆さんの発表会が素敵なものになるよう願っています。