大切な人を亡くした時。
その喪失感は想像を絶するものです。
筆者は母を亡くした時、喪失感を埋めたかったわけではなく、ただ死について知りたくなりました。
もともと読書が趣味だった筆者は、それを読書で学んでいくことにしました。
この記事では、死に関して学ぶために60冊以上の本を読んだ筆者が、死について知るためにおすすめの本5選をご紹介します。
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なぜ死を理解したかったか
身近な人の死は、心に大きな傷を残すものです。
筆者がそのような経験をしたときは落ち込み、一歩間違えば命を絶っていてもおかしくなかったと、現在は思います。
大きな喪失体験はとても苦しいものですよね。
この時私は、死というものがどういうことなのかちゃんと理解したいと思いました。
そうでないと、母が居なくなってしまった事実に向き合えないのではと思ったからです。
そのため、死をテーマにした本を片っ端から読んでみることにしました。
喪失体験におすすめしたい本5選
ここからは、当時筆者が読んだ本の中から、特に心に響いた本を5つ紹介していきます。
喪失体験におすすめの本①:『死を考える100冊の本』久我勝利
死について知りたいならまずこの一冊。
筆者が死について考えたい、読書をしようと思いまず選んだのがこの一冊。
まずこの本を読んでから、この先読みたい本をピックアップしました。
沢山の本をリストアップし、Amazonで注文し…
そんなことばかりしていたら、Amazonからのおすすめがセラピーの本ばかりになっていました。
Amazonさん、心配してくれてありがとう…!
とっかかりに、まずおすすめしたい一冊です。
喪失体験におすすめの本②:『一切なりゆき』樹木希林
人にはそれぞれの死生観がある事、どの解釈も正解なんだと気づけた。
人生・命・死の考え方は、生きている人の分だけ解釈や答えがある。
その人の信じるものこそが正解だという事。
生きているうちに自分の死生観をつくりあげ、死生観と共に生きることはとても大切だと知ることができた一冊です。
喪失体験におすすめの本③:『もしも一年後、この世にいないとしたら』清水研
国立がんセンターで、がん患者の話を聞いてきた精神科医のリアル
美談にならない、嘘がない本だと感じるから響いた。
国立がんセンター中央病院で、3500人のがん患者と対話してきた精神科医の清水研さんが、死ぬときに後悔しない生き方を伝えています。
命について考えている、今生きにくさを感じている人に読んでいただきたい一冊です。
喪失体験におすすめの本④:『世界五大宗教入門』山中俊之
世界五大宗教のそれぞれの死生観を知れる一冊。
死生観というのは個人によるものですが、宗教によっても大きく違ってくるのではないか?
そう考えた筆者は、世界の宗教を学んでみることに!
取っ掛かりとして、まず一冊目に選んだのがこの本です。
仏教・キリスト教・ユダヤ教・ヒンドゥー教・イスラム教という5つの宗教を、まんべんなく知ることができます。
ビジネス書となっていますが、世界の人々の考え方や、その考え方のルーツを学ぶことができ、自分のしやっも広がりました。
喪失体験におすすめの本⑤:『斜陽』太宰治
太宰治が書く、母を亡くした女性の物語。
この本は私にとって一番心に寄り添ってくれた、大切な作品です。
母を失った主人公の女性と筆者のが、時代は違えど共通する部分が多くありました。
特に主人公が母を失ってすぐの一文。
戦闘、開始。
太宰治「斜陽」より
娘として、母が居なくなってからの膨大な手続きはまさに戦いのようだったので、この言葉にとても共感しました。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回は、死を知るためにおすすめの本5選をご紹介してきました。
筆者も死に関する本を60冊以上読む中で、自分の心が落ち着いてきた気がしています。
この読書経験から、今では自分なりの死生観を作りながら、前向きに生きることができています。
大切な人が居なくなってしまうということは、残された人たちの心に大きな傷を残し、癒しにはとても長い時間がかかりますよね。
筆者も数年前に経験しましたが、今もまだ悲しみが完全に消えたわけではありません。
でも今回ご紹介した本に出会ってから、少しずつ前向きに過ごせるようになりました。
ぜひ今回の記事を参考に、読書を通して多くの考え方を知っていただけたら嬉しく思います。
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