まったり読書タイムにおすすめしたい本10選

「新しい小説と出会いたい」

「まったり読書タイムにおすすめの本は？」

今回はこのような方に向けて、おすすめの作品を紹介していきます。

なかなか読書時間が取れない方には「聴く読書」がおすすめ！

まったり読書タイムにおすすめしたい本10選

忙しい毎日を送っていると、なかなか読書時間を確保することができませんよね。

そんな中、

「久々に時間が空いたから本を読みたい！」

「普段なかなか読書タイムがとれず、短編ばかり読んでいる」

という方も、多いのではないでしょうか。

そして時間ができたからこそ、

普段読まないような作品

集中して読みたい作品

リラックス気分になれる作品…

などを読んでみるのもおすすめです。

そこで今回はそんな方に向けて、まとまった読書時間が取れた時におすすめの本を紹介していきます。

ぜひ、本選びの参考にしてみてください。

おすすめ①：赤と青とエスキース/青山美智子

メルボルンの若手画家が描いた「絵画(エスキース)」と名付けられた絵画。

この作品は日本へ渡り、「ふたり」の奇跡を紡いでいく。

エピローグで全ての点が線で結ばれる。

心が暖かくなるような傑作連作短篇。

おすすめ②：星がひとつほしいとの祈り/原田マハ

20代から50代まで、様々な年代の女性の人生を描いた短編集。

それぞれのステージで、それぞれの年代だからこその悩みや葛藤、そして希望。

今を生きる女性に読んでほしくなりました。

おすすめ③：羊と鋼の森/宮下奈都

念願の調律師として働き始めた外村は、真摯に音と、人と向き合いながら、深い深い調律の森を進んでいく。

青年が成長する姿を描いた、暖かく静謐な感動作。

おすすめ④：レインコートを着た犬/吉田篤弘

月舟町三部作の完結篇。

主人公は小さな映画館「月舟シネマ」の看板犬・ジャンゴは密かに「犬だって笑いたい」と思っている。

それなのにどうして、神様は犬に笑顔を授けてくれなかったのか…

小さな映画館と、十字路に立つ食堂が舞台の、雨と希望の物語。

おすすめ⑤：バスカヴィル家の犬/コナン・ドイル

名家バスカヴィル家の当主チャールズが怪死を遂げた。

彼は激しくゆがんだ表情を浮かべ、死体の近くには巨大な犬の足跡が。

さらに土地の者からは、全身から光を放つ巨大生物が目撃された。

それらの事実が示唆するのは、忌まわしい「バスカヴィル家の犬」の伝説。

バスカヴィル家を継ぐことになった相続人・ヘンリーの身を案じた医師の依頼で、ホームズとワトスンは捜査に乗り出す。

おすすめ⑥：スプートニクの恋人/村上春樹

生まれて初めて恋に落ちたすみれ。

その恋は、広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。

村上春樹ワールド全開の、ちょっと奇妙なラブストーリー。

おすすめ⑦：完全なる首長竜の日/乾緑郎

植物状態になった患者とコミュニケートするための医療器具「SCインターフェース」が開発され、少女漫画家の淳美は自殺未遂により植物状態となった弟の過去を探る。

おすすめ⑧：戻る男/山本甲士

もしも、過去をリセットできるとしたら…

スランプに悩む作家の元に届いた書状。

差出人は、タイムスリップを研究しているという人物だった。

そして作家は詐欺だと知りながらも、過去をリセットするために、タイムスリップを重ねていく。

SFと思いきやミステリ？そしてラストはどんでん返し系となる、一気読み推奨作品。

おすすめ⑨：キャッチャー・イン・ザ・ライ/J・D・サリンジャー

高校を退学になった主人公ホールデンは、社会に対して抱く不満や反発が描かれている。

ニューヨークの街を彷徨うホールデン。

彼の理想は、いつかライ麦畑で遊ぶ子供達が、崖に落ちそうになったら助けてあげるキャッチャーになることだった。

そして、妹のフィービーが回転木馬に乗る様子に心癒され、徐々に自身を取り戻していく。

おすすめ⑩：それでも暮らし続けたいパリ/松本百合子

憧れのパリ。

しかし実際は、街は暗く汚い所も多く、生活するには不便の多い場所。

そしてフランス人は大雑把で、テロなどの危険もいっぱい。

それでもなぜか引き寄せられる。

15年以上もパリに暮らす著者が、それでも住み続けたいと思うパリの魅力を伝えてくれます。

さいごに

「新しい小説と出会いたい」

「まったり読書タイムにおすすめの本は？」

今回はこのような方に向けて、おすすめの作品を紹介してきました。