「新しい小説と出会いたい」
「ライフ・レッスンの名言や名文は?」
今回はこのような方に向けて、ライフ・レッスンの名言や名文を紹介していきます。
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死を意識して生きる
普段の生活の中では、あえて意識しない限り「死」はどこか遠い未来のことのように思えませんか?
実は筆者もそうでした。
いつか自分にも起きる事だとわかっていても、何の実感もなく生きていました。
そんな意識が変わったのは、身近な人の死を経験したことです。
病気、余命宣告、手術…
ふとした瞬間に死を意識するようになりました。
生きていく上で、死は常にそばにあります。
誰でも、数秒後まで生きている保証はありませんよね。
だからこそ、普段から自分なりの「死生観」を持って生きることは、とても大切だと思っています。
終末期医療の先駆者、エリザベス・キューブラー・ロスが書いたこの本でも
死にゆく人びとは人生のおわりに多くを学ぶが、ほとんどのばあい、学んだ教訓を生かすための時間が残されていない。
と、早くから死を意識して生きることの大切さを教えてくれます。
ライフ・レッスンの名言・名文
ここからは、ライフ・レッスンの名言・名文を紹介していきます。
病気とたたかっている人をみていると、自分とはなにかを知るためには、ほんものの自己ではないものをすべて脱ぎ捨てなければならないということがわかってくる。
死にゆく人をみるとき、私たちが見ているのは、もはや彼らの欠点でも、過ちでも、それまでは関心の的だった病状でもなくなっている。
見ているのは、ただその人だけだ。というのも、生の終局にあって、その人は以前よりもずっと純粋に、正直に、まるで赤ん坊のように、その人自身になっているからだ。
私たちは人生をはかないものだと考えることを好まない。
人生はいつまでも続き、全てが永続すると思い込みたがる。
だから、きたるべき究極の喪失である死を直視することも嫌う。
末期患者の家族の多くが死から目をそらし、自他を欺いている姿には痛ましいものがある。
彼らは目前に迫った喪失について語りたがらず、ましてや死の床にある愛する家族に対しては、けしてその話題に触れようとしない。人生の最期にある人にその人自身の状況を知らせないようにするとは、なんと近視眼的な思考だろう。それがその人のためだと考えるとは、なんと愚かなことだろう。
われわれのほとんどは、人生が喪失であり、喪失が人生であることを理解せずに、喪失に抵抗し、それと格闘しようとする。
喪失は人生で最も苦しいレッスンのひとつではあるが、人は喪失なくしては成長できず、喪失なくして人生を変えることはできない。
もしあなたが喪失の痛手に苦しんでいるとしたら、それは、それだけ豊かに人生の祝福を受けていたからこそである。
喪失体験の癒しには多くの段階がある。その準備ができたら、まず喪失を実感し、その事実を事実としてみとめることだ。拒絶という恩寵のはたらきに身を任せ、心に感じるべきことを感じているだけだと銘記すればいい。
そうすれば、苦しみから逃れる唯一の方法が苦しみを味わい尽くすことだという真理が見えてくる。
時期が来れば、きっとそれが理解できるようになる。
人は何歳まで生きたいと望んでいるのだろう。
もし200歳まで、あるいは永遠に生きられるというチャンスが与えられるとしたら、いったいどれだけの人がそのチャンスを受ける気になるだろうか?
そう考えていけば、寿命というものの持つ意味が理解しやすくなる。
時代を超えて生きたとしても、何の意味もない。
愛する人が誰もいなくなり、もはや理解しがたい文明の中で生き続けるのは、空虚以外のなにものでもないだろう。
未来への期待を捨てることによって、いまここで生起している聖なる空間の中で生きることができるのだ。
死について言えることは生についても言える。
人生の経験はなんであれ、ものごとはものごと自身の時間によって、起こるべくして起こっているのだという悟りは、準備ができた時に、はじめて与えられる。それを悟った時、はじめてリラックスすることができるのだ。
さいごに
「新しい小説と出会いたい」
「ライフ・レッスンの名言や名文は?」
今回はこのような方に向けて、「ライフ・レッスン」の名言や名文を紹介してきました。
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