「新しい小説と出会いたい」
「村上春樹作品の名言・名文は?」
今回はこのような方に向けて、おすすめの村上春樹作品を紹介していきます。
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村上春樹とは
1949年、京都市生まれの兵庫県育ち。
日本を代表する小説家の1人です。
早稲田大学第一文学部演劇科卒業後の1974年、ジャズ喫茶「ピーター・キャット」を開店。
その後『風の歌を聴け』でデビュー。
この作品は、1979年の群像新人文学賞を受賞しました。
世界中で翻訳されている村上春樹作品。
海外の評価も高く、2006年のフランツ・カフカ賞、2009年のエルサレム賞、2011年のカタルーニャ国際賞など、多くの賞を受賞しています。
村上春樹作品の言葉たち
不思議な世界観が魅力の村上春樹作品。
誰にでも読みやすい文章ながら、独特の比喩表現が多いのも特徴です。
オリジナル作品はもちろんですが、村上春樹ならではの文章は、翻訳作品の中でもしっかり感じることができます。
村上春樹作品の名言・名文と作品紹介
ここからは、村上春樹の名言・名文と共に、作品を紹介していきます。
おすすめ1:風の歌を聴け
そりゃそうさ。みんないつかは死ぬ。
でもね、それまでに50年は生きなきゃならんし、
いろんなことを考えながら50年生きるのは、
はっきり言って何も考えず5千年生きるより
ずっと疲れる。そうだろ?
あらゆるものは通りすぎる。
誰にもそれを捉えることはできない。
僕たちはそんな風にして生きている。
おすすめ2:ノルウェイの森
ビスケットの缶にいろんなビスケットがつまってて、好きなのとあまり好きじゃないのがあるでしょ?
それで先に好きなのどんどん食べちゃうと、あとあまり好きじゃないのばっかり残るわよね。
私、辛いことがあるといつもそう思うのよ。今これをやっとくとあとになって楽になるって。
人生はビスケットの缶なんだって。
どのような真理をもってしても
愛するものを亡くした哀しみを癒すことはできないのだ。
どのような真理も、どのような誠実さも、
どのような強さも、どのような優しさも、その哀しみを癒すことはできないのだ。
我々はその哀しみを哀しみ抜いて、そこから何かを学びとることしかできないし、そしてその学びとった何かも、次にやってくる予期せぬ哀しみに対しては何の役にも立たないのだ。
おすすめ3:ダンスダンスダンス
君がいないと僕は遠心力で宇宙の端っこの方に吹き飛んでいってしまいそうな気がするんだ。
おすすめ4:ヤクルト・スワローズ詩集
時間はあくまで同じ時間だ。
一分は一分であり、一時間は一時間だ。
僕らはなんといっても、それを大事に扱わなくてはならない。
時間とうまく折り合いをつけ、出来るだけ素敵な記憶をあとに残すことーそれが何より重要になる。
おすすめ5:謝肉祭
月並みな意見かもしれないが、僕らの暮らしている世界のありようは往々にして、見方ひとつでがらりと転換してしまう。
光線の受け方ひとつで陰が陽となり、陽が陰となる。正が負となり、負が正となる。そういう作用が世界の成り立ちのひとつの本質なのか、あるいなただの視覚的錯覚なのか、その判断は僕の手には余る。
おすすめ6:騎士団長殺し
大胆な転換が必要とされる時期が、おそらく誰の人生にもあります。
そういうポイントがやってきたら、素速くその尻尾を掴まなくてはなりません。
しっかりと堅く握って、二度と離してはならない。
世の中にはそのポイントを掴める人と、掴めない人がいます。
おすすめ7:女のいない男たち
しかし自分とはいったいなにものなのだろう、最近になってよくそう考えるんです。
それもかなり真剣に考えます。
私から美容整形外科医としての能力やキャリアを取り去ってしまったら、今ある快適な生活環境が失われてしまったら、そして何の説明もつかない裸の一個の人間として世界にぽんと放り出されたら、この私はいったいなにものになるのだろうと
おすすめ8:1Q84
「僕は誰かを嫌ったり、憎んだり、恨んだりして生きていくことに疲れたんです。
誰をも愛せないで生きていくことにも疲れました。
僕には一人の友達もいない。ただの一人もです。
そしてなによりも、自分自身を愛することすらできない。
なぜ自分自身を愛することができないのか?それは他者を愛することができないからです。
人は誰かを愛することによって、そして誰かから愛されることによって、それらの行為を通して自分自身を愛する方法を知るのです。
僕の言っていることはわかりますか?
誰かを愛することのできないものに、自分を正しく愛することなんかできません。」
「人が一人死ぬというのは、どんな事情があるにせよ大変なことなんだよ。
この世界に穴がひとつぽっかり開いてしまうわけだから。
それに対して私たちは正しく敬意を払わなくちゃならない。
そうしないと穴はうまく塞がらなくなってしまう」
おすすめ9:世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
「信じるのよ。さっきも言ったでしょ?信じていれば怖いことなんて何もないのよ。
楽しい思い出や、人を愛したことや、泣いたことや、子供の頃のことや、将来の計画や、好きな音楽や、そんな何でもいいわ。
そういうことを考えつづけていれば、怖がることはないのよ」
おすすめ10:海辺のカフカ
「世界は日々変化しているんだよ、ナカタさん。
毎日時間が来ると夜が明ける。
でもそこにあるのは昨日と同じ世界ではない。
そこにいるのは昨日のナカタさんではない。わかるかい?」
「僕らはみんな、いろんな大事なものをうしないつづける」
ー
「大事な機会や可能性や、取りかえしのつかない感情。
それが生きることのひとつの意味だ。
でも僕らの頭の中には、たぶん頭の中だと思うんだけど、そういうものを記憶としてとどめておくための小さな部屋がある。
きっとこの図書館の書架みたいな部屋だろう。
そして僕らは自分の心の正確なありかを知るために、その部屋のための検索カードをつくりつづけなくてはならない。
掃除をしたり、空気を入れ替えたり、花の水をかえたりすることも必要だ。
言い換えるなら、君は永遠に君自身の図書館の中で生きていくことになる」
おすすめ11:スプートニクの恋人
「長いあいだ一人でものを考えていると、結局のところ一人ぶんの考え方しかできなくなるんだということが、ぼくにもわかってきた。
ひとりぼっちであるというのは、ときとして、ものすごくさびしいことなんだって思うようになった。」
おすすめ12:神の子どもたちはみな踊る
「目に見えるものがほんとうのものとは限らない」
さいごに
「新しい小説と出会いたい」
「村上春樹作品の名言・名文は?」
今回はこのような方に向けて、村上春樹作品の名言・名文とおすすめの作品を紹介してきました。
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