「アンリ・ルソーってどんな人?」
「アンリ・ルソーについてもっと詳しく知りたい!」
今回はこのような疑問について解説していきます。
独特の表現で人気の画家・アンリ・ルソー。
有名作品も多いですが、その人物像については多く知らない方も多いのではないでしょうか?
作品はもちろんですが、その人物像やエピソードを知るだけで、絵画鑑賞はもっともっと楽しくなるんです。
そのためには、ネットや美術館よりも本を読むことをお勧めします!
そこでこの記事ではアンリ・ルソーをより深く知るためにおすすめしたい本を紹介していきます。
スマホやタブレットで本を読むなら読み放題・聴き放題のサブスクがオススメです。
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アンリ・ルソー
フランスの後期印象派画家アンリ・ルソーは、1844年に生まれました。
彼はパリ市の税関職員として働きつつ、35歳の頃から独学で絵を描き始め、1993年には絵に専念するために退職しています。
1886年、審査ありのサロンに出品を試みたものの落選。
そのため、審査のないアンデパンダン展への出品を開始し、その後も生涯にわたって出品をし続けました。
独特な表現が魅力のルソーの作品ですが、なかなか世間から評価されることはありませんでした。
しかしそんなルソーの作品は、ピカソやロートレックなどから高く評価され、芸術家が多く住んでいたパリの【洗濯船】では「アンリ・ルソーを讃える宴」が開催されたほどでした。
また、日本人画家の田中一村や姫尾一朗・加山又造もルソーの影響を受けていると言われています。
アンリ・ルソーの画風
ルソーの描く作品で描かれる人物は主に前向きや横向きが多く、なんだか奇妙な印象を受けます。
また、足元をみるとまるで宙に浮いているかのようにも見えるなど、その不思議な表現にはじめてルソーの作品を見る人には「下手くそじゃない?」という感想を持つ人も多いでしょう。
さらに背景にも遠近感が無く「どうしてこんなに評価が高いのか?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
一方、草花や木をみると一つ一つがとても丁寧で緻密。
そして、独特で素晴らしい色彩で表現されていることがわかります。
これは、彼がパリの植物園でスケッチした様々な植物や、写真・雑誌を参考にして描いたものです。
でもルソー本人は「ナポレオン3世とメキシコに従軍した時の思い出なんだ」って嘘をついていたみたい。
このように、パッと見では下手くそにも見えますが、よく見ると緻密に描かれたルソーの作品は多くの画家から高い評価を得て、シュルレアリスムを先取りしたとも言われています。
アンリ・ルソーを知るためのおすすめ本
ここからは、もっとアンリ・ルソーを深く知るためにおすすめしたい本を紹介していきます。
ぜひ、作品選びの参考にしてみてください。
アンリ・ルソーを知るためのおすすめ本:ルソー絵画集
まず紹介するのは、ルソーの描いた52作品が収録されている絵画集です。
残念ながら電子書籍版のみとなりますが、この値段で高画質の作品をみることができると思うとお得に感じます。
まずは、ルソーの唯一無二の表現を堪能してみてください!
アンリ・ルソーを知るためのおすすめ本:アンリ・ルソー ひとりで学んで、画家への夢を追いかけた
ルソーの画風を模した可愛いイラスト共に、ルソーの生涯をとても分かりやすく紹介してくれる本です。
なかなか作品を評価されずにいたルソーですが、その姿を「夢を追いかける人物」として描いているのも特徴です。
絵本なので、子供から大人まで一緒に楽しめる一冊となっています。
アンリ・ルソーを知るためのおすすめ本:楽園のカンヴァス
ニューヨーク近代美術館でキュレーターとして勤務しているティム・ブラウンが、ルソーの名作「夢」にまつわる謎を究明していく物語。
まるで「ダヴィンチコード」を読んでいるかのように、謎が謎を呼ぶワクワクするストーリーになっています。
そんなストーリーが面白いのはもちろん、この1冊でルソーの人柄や、様々な人物との関係性についても深く知ることができます。
きっと、読了後にはもっとルソーが好きになっているはず!
アンリ・ルソーを知るためのおすすめ本:アンリ・ルソー 楽園の謎
多くの画家から高い評価を得ていたルソーですが、世間からはなかなか評価されず、存命中は苦しい日々を送っていました。
この本では、そんな彼の不運な生涯や独特の作品、そして人柄について深く掘り下げ、ルソーの魅力を存分に堪能できる一冊になっています。
さいごに
「アンリ・ルソーってどんな人?」
「アンリ・ルソーについてもっと詳しく知りたい!」
今回はこのような疑問について解説してきました。
スマホやタブレットで本を読むなら読み放題・聴き放題のサブスクがオススメです。
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