【ジャケ買い!】タイトルが秀逸な小説【おすすめ本10選】

【ジャケ買い!】タイトルが秀逸な小説【おすすめ本10選】 読書
この記事は約32分で読めます。

「新しい小説と出会いたい」

「印象的なタイトルの小説は?」

今回はこのような方に向けて、おすすめの作品を紹介していきます。

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kurage
kurage

子育て中の筆者も、家事をしながら使っています!

タイトルが秀逸な小説

本選びの時、タイトルはとても重要ですよね。

すぐにイメージが広がっていくようなものから、

タイトルだけでは想像できないもの…

作家が思考を凝らしてつけたであろうタイトルは、まさに本の「第一印象」。

そこで今回は、筆者がタイトルが秀逸だと思った小説…

「ジャケ買い」ならぬ、「タイトル買い」した作品を紹介していきます!

ぜひ、本選びの参考にしてみてください。

タイトルが秀逸な小説【おすすめ本10選】

ここからは、筆者が大切にしている作品を紹介していきます。

おすすめ①:ツベルクリンムーチョ/森博嗣

森博嗣による100のエッセイシリーズ。

今回は特にコロナ禍での変化についてのものが多くなっている。

もやもやしていたことが一気にクリアになるような、読みやすいのに深くて、とにかく楽しめる一冊。

おすすめ②:推し、燃ゆ/宇佐見りん

ある日突然、推しが炎上した。

そして推しはアイドルから一般人になった。

推しを推し続けるために生きる主人公の姿。

何かに依存し、何かの為になら頑張れる。

きっと今を生きるあなたにも、どこか共感できるところがあるのではないかと思う。

おすすめ③:#真相をお話しします/結城真一郎

日常に潜む小さな歪み。

短編集ですが、どの作品にも真実の先に驚きがあるどんでん返し系。

表紙のインパクトもはんぱじゃない。

2023年本屋大賞ノミネート作。

しっかりしたストーリーながら、とても読みやすいので読書初心者さんや、時間がない方にもおすすめしたい!

おすすめ④:リカバリー・カバヒコ/青山美智子

ある街にある「日の出公園」には、古くから設置されているカバのアニマルライド”リカバリー・カバヒコ”がいる。

カバヒコには「自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復する」という都市伝説があった。新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒルに住む人々は、カバヒコにそれぞれの悩みを打ち明けていく。

そしてカバヒコは、誰もが抱く小さな痛みに寄り添い、リカバリーを施してくれるのだ。

でも、これは都市伝説なんかじゃない。

カバヒコへ悩みを打ち明けることで、自分自身の心と向き合うことができるからなのだろう。

おすすめ⑤:逆ソクラテス/伊坂幸太郎

「僕は、そうは、思わない」

小学生が主人公の5つの短編集。

大人の凝り固まった「先入観」を吹き飛ばしてくれるような、爽快感のある物語ばかり。

きっと、知らず知らずのうちに持つようになった「当たり前」や「普通」について、今一度考えるきっかけになるはず。

おすすめ⑥:多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ/Jam

こちらは小説ではないのですが、ぜひおすすめしたい作品です。

仕事、友人関係、さらにはSNSなど、現代を生きる大人たちの心に寄り添いながら、ちょっとした考え方のヒントを与えてくれる本。

人間関係で嫌な思いを引きずってしまう人は、「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってる」と考よう。

物事を考えすぎる筆者は、この言葉に心が救われました。

おすすめ⑦:正欲/朝井リョウ

「多様性の時代」

それは誰の目線で捉え、定義されたものなのか。

大多数の人に自分の性的嗜好が受け入れられない、理解されないマイノリティの立場からは、それを訴えることもできず、ただひっそりと生きるしかない。
そんな中同じ嗜好の仲間と出会い、こんな世の中でも楽しいと思えるようになった矢先。

ある出来事が起こる。

マイノリティの立場の人からみる多様性とは?

正しさって何なのか?

「多様性」を押し進める現代社会へ一石を投じるような作品。

おすすめ⑧:カンガルー日和/村上春樹

村上春樹による18の短編集。

なにげない日常の風景、

書き留める必要もないような毎日が、村上春樹節全開で表現されている。

おすすめ⑨:鈴木ごっこ/木下半太

ある豪邸に集められたのは、巨額の借金を抱えた男女4人。

貸主からの命令は、これから1年間、鈴木として家族ごっこをしながら暮らすことだった。

その目的は何なのか。

貸主の企みの全貌が見えたその時、想像を超えた二重の恐怖がつきつけられることとなる。

おすすめ⑩:バナナ剥きには最適の日々/円城塔

全10篇からなる短編集。

表題作は、宇宙空間で浮遊を続ける無人探査機が、まだ出会っていないバナナ型宇宙人を夢想しつづける物語。

しっかり理解しようとすれば難解。

雰囲気を楽しもうとすれば痛快。

さいごに

「新しい小説と出会いたい」

「印象的なタイトルの小説は?」

今回はこのような方に向けて、おすすめの作品を紹介してきました。

スマホやタブレットで本を読むなら読み放題・聴き放題のサブスクがオススメです。

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