「パリで雨が降った時の楽しみ方は?」
「パサージュってどんなところ?」
「おすすめのパサージュを教えて!」
今回はこのような疑問について、パリを何度も訪れている筆者が解説していきます!
パサージュ巡りはとても魅力的!古き良きパリを感じましょう!
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- パリのパサージュとは
- パサージュの歴史
- パサージュの魅力
- パリに点在するパサージュを紹介!
- ①ギャラリー・ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)
- ②パサージュ・ヴェルドー(Passarge Verdeau)
- ③パサージュ・ジュフロワ(Passage Jouffroy)
- ④ギャルリ・ヴェロ=ロタ(Galerie Vero-Dodat)
- ⑤ギャルリ・コルベール(Galerie Colbert)
- ⑥パサージュ・ショワズール(Passage de Choiseaul)
- ⑦パサージュ・デ・パノラマ(Passage des Panoramas)
- ⑧パサージュ・デュ・グランセール(Passage du Grand-Cerf)
- ⑨パサージュ・ブラディ(Passage Brady)
- ⑩クール・デュ・コルメス・サンタンドレ小路(Cour du Commece-Saint-Andre)
- さいごに
パリのパサージュとは
パサージュは「パサージュ・クヴェール(passage couvert)」が正式名称。
「ガラス屋根で覆われたパサージュ」という意味です!
パサージュとは、フランス語で「通り抜け」という意味で「通過」などと訳されることが多いです。
パサージュは日本でも最近注目され始めていて、ガイドブックなどでも特集されているのでご存じの方も多いのではないでしょうか?
日本でいうところのアーケード街のような感じでしょうか。
でも日本とは違ってとってもおしゃれで、ノスタルジックな雰囲気のあるパサージュは、今大注目の観光スポットになっています!
古いパリが好きな方には絶対行ってほしい!
まるで昔のパリにタイムスリップしたかのような気分になりますよ!
パサージュの歴史
パリの街に点在するパサージュの多くは18~19世紀に建設されました。
全盛期には100か所以上もあったようですが、現在は残っているのは20か所程。
18世紀の終わりに始まったフランス革命で、当時王族や貴族が独占していた土地や建物は資本家が手にすることになりました。
彼らは、遠回りが必要な通りと通りの間に近道を作って、そこを商業施設にすることにしました。
それこそが、18世紀の終わりにスタートした第一次パサージュブーム!
当時のパリの道路はまだ泥道が多く、歩道もなかったことから、靴の汚れや泥水・雨を気にしないで買い物や食事ができるパサージュは、画期的なものでした!
パサージュは人であふれかえり「散歩する」「ぶらぶら歩く」という楽しみ方の概念は、パサージュから市民に広まっていきました。
パサージュの魅力
筆者が考えるパサージュの魅力はコチラ
・レトロな雰囲気
・雨に濡れない
・個性的な店舗
それぞれにご紹介していきます。
パサージュの魅力①:レトロな雰囲気
パサージュの魅力と言えば、何といってもそのレトロな雰囲気でしょう。
まるでタイムスリップしたかのような商店街は、床から天井までとても美しいです。
天井はガラス張りになっていて、晴れた日は太陽の光でいっぱいになります。
床はモザイクタイルでとても美しく個性的で見ていて楽しい!
歴史的建造物が多いパリですが、パサージュはなぜか特別。
古き良きパリの雰囲気を、全身で味わってみてください!
パサージュの魅力②:雨に濡れない
アーケード街なので、雨に濡れる心配がないのもパサージュの大きな魅力の一つ。
パリの色々な場所にあるので、突然の雨の時は絶好のパサージュ日和!
太陽の光にあふれたパサージュももちろん美しいですが、筆者としては雨降りのどよーんとした空の方がパリらしくて好きだったりします。
パサージュの魅力③:個性的な店舗
パサージュのなかには様々なお店が入っています。
気軽に入りやすい書店や雑貨屋さんもありますが、「いやこれ、絶対入れないだろ…」というブティックもあります。
でもウインドウショッピングなら大丈夫!
ショーウインドウからのぞける店内はとても美しく、古い街並みと合わさって一つのまとまりがあるように感じます。
上から吊るされた看板もとってもおしゃれ!
ぜひ、沢山写真に収めてきてくださいね。
パリに点在するパサージュを紹介!
ここからは、パリに点在するパサージュを紹介していきます。
筆者もまだすべてのパサージュに行けていないのですが、その中でも有名な10か所をご紹介していきますね。
①ギャラリー・ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)
1826年完成
パレ=ロワイヤル周辺
プチ・シャノン通り/ヴィヴィエンヌ通り
毎日8:30~20:30
パリで最も有名で行きやすいパサージュがコチラ。
古書店やおもちゃ屋さんなど、比較的入る安いお店が多いです!
どのパサージュに行こうか迷ったなら、ここを選べばままず間違いないでしょう。
筆者が初めて行ったパサージュもここ!
②パサージュ・ヴェルドー(Passarge Verdeau)
1847年完成
リシュリュードゥルオ駅近辺
グランジ-バトゥ通り/フォボール-モンマルトル大通り
月曜~金曜・7:30~21:00
他のパサージュに比べ、知的で芸術的な雰囲気を持っているのがコチラのパサージュ。
全体が静かで、来るお客さんもシックな雰囲気の方が多いのが特徴です。
③パサージュ・ジュフロワ(Passage Jouffroy)
1847年完成
リシュリュードゥルオ駅近辺
モンマルトル大通り/グランジ-バトゥリエール通り
毎日7:00~21:30
数ある中でも、1番レトロな雰囲気を味わえるのがこのパサージュ。
ちょっと廃れた感じで味がある、古いもの好きにはたまらない場所になっています。
並んでいるお店は古書店やアクセサリー店、おもちゃさんなど、歩いているだけで時間を忘れてしまう不思議な空間です!
④ギャルリ・ヴェロ=ロタ(Galerie Vero-Dodat)
1826年完成
パレ=ロワイヤル周辺
ブロア通り/ジャン・ジャック・ルソー通り
月曜~土曜・7:00~22:00
「ギャルリ」の意味は、「パサージュより高級なパサージュ」という意味。
完成当時は大人気だったエリアででしたが、パレ=ロワイヤルの賭博禁止令と娼婦追放により、どんどん衰退していってしまいました。
その衰退を始めた頃の面影が現在も残っているパサージュです。
⑤ギャルリ・コルベール(Galerie Colbert)
1826年完成
パレ=ロワイヤル周辺
プチ・シャノン通/ヴィヴィエンヌ通り
ここはショッピングでなく鑑賞がメインのパサージュです。
現在は国立図書館の分館になっていて、入り口には荷物検査があります。
写真を撮って楽しむ感じです!
⑥パサージュ・ショワズール(Passage de Choiseaul)
1827年完成
パレ=ロワイヤル周辺
プチ・シャン通り/サン・オーガスティン通り
月曜~金曜・7:00~21:00
庶民派のパサージュで、人通りが多いです。
軽食や、アジア系の飲食店が集まっているのが特徴です!
日本の商店街に一番近いイメージ!
⑦パサージュ・デ・パノラマ(Passage des Panoramas)
1800年完成
リシュリュードゥルオ駅近辺
モンマルトル大通り
毎日6:00~夜
古い切手屋さんや、アジア風のアクセサリー屋さんもあり、コレクターのようなお客さんが多いパサージュ。
パリ最古のパサージュと言われていて、歴史的建造物に指定されています。
思わぬ掘り出し物と出会えるかもしれませんね!
⑧パサージュ・デュ・グランセール(Passage du Grand-Cerf)
1825年完成
サン-ドニ通り/デュスウー通り
月曜~金曜・8:30~20:00
1991年に改装が行われ、新しさを感じられるパサージュです。
個性的なお店が並んでいて、アーティストや職人・デザイナーなどが集まるエリア。
アーティスティックなショーウインドウは、見ているだけで楽しめます!
⑨パサージュ・ブラディ(Passage Brady)
1828年完成
フォブール・サン-ドニ通り/フォブール・サン-マルタン通り
毎日
食材を中心に扱うお店が多いのがこのパサージュ!
昔からインド・パキスタン村として活気があり、エスニックな雰囲気の飲食店もあります。
治安が悪いエリアなので、訪れる際は気を付けましょう!
⑩クール・デュ・コルメス・サンタンドレ小路(Cour du Commece-Saint-Andre)
1776年完成
営業・店舗ごとに異なる
こちらはちょっと番外編!
パリのなかで最も古いものの一つに挙げられるのがこの通り。
屋根はありませんが、まるでパサージュのようなとてもいい雰囲気。
まさにタイムスリップしたかのような気分で、買い物や食事を楽しむことができるのでおすすめです!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
「パリで雨が降った時の楽しみ方は?」
「パサージュってどんなところ?」
「おすすめのパサージュを教えて!」
今回はこのような疑問について解説してきました!
パリで突然雨に降られたら、パサージュ巡りのチャンスです。
ぜひこの記事で、気になるパサージュを探して、訪れてみてください!
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