「ゴッホってどんな人?」
「ゴッホについてもっと詳しく知りたい!」
今回はこのような疑問について解説していきます。
日本人に人気の画家・ゴッホ。
有名作品も多いですが、その人物像については多く知らない方も多いのではないでしょうか?
作品はもちろんですが、その人物像やエピソードを知るだけで、絵画鑑賞はもっともっと楽しくなるんです。
そのためには、ネットや美術館よりも本を読むことをお勧めします!
そこでこの記事ではゴッホをより深く知るためにおすすめしたい本を紹介していきます。
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フィンセント・ファン・ゴッホ
ポスト印象派の画家であるフィンセント・ファン・ゴッホ。
彼は1853年にオランダ南部で生まれました。
その後の1969年にグービル画廊ハーグ支店に就職しましたが、仕事に馴染むことができず1876年に解雇され、それ以降は様々な職を転々とすることになります。
そして1877年に牧師を志したものの神学部の受験に失敗。
1873年にベルギーの伝道師養成学校に入学し、伝道活動を開始しました。
しかしこちらも長くは続かず、1880年になって画家になることを決意。
オランダに帰ってから活動を開始し、1886年にパリへ。
ゴッホはパリで様々なアーティストと出会い影響を受けました。
その中でも特に日本の浮世絵への関心が強く、自身の作品にも浮世絵の要素を多く取り入れるようになりました。
しかし1888年には体調を崩し、フランスのアルルに移住。
アルルでは、有名な【黄色い家】という共同アトリエを借り、ゴーキャンと共に生活しながら作品を描き続けました。
しかしゴーキャンとの仲違いからあの有名な【耳切り事件】を起こすと共同生活は終了。
ゴッホはサン・レミにある精神病診療所に入院しながら、1人寂しく活動を続けていきました。
そして1990年、ピストル自殺を図り亡くなりました。
現在は人気の高いゴッホ作品ですが、存命中に売れた作品はたったの1枚。
死後に高く評価されるようになったのです。
今の人気ぶりをゴッホに教えてあげられたらなぁ…!
ゴッホを知るためのおすすめ本
ここまでは、みなさんも良く知るゴッホの生涯だったと思いますが、ここからはさらにゴッホを深く知ることができる本を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください!
ゴッホ知るためのおすすめ本①:もっと知りたいゴッホ 生涯と作品(アート・ビギナーズ・コレクション)
ゴッホをより知るためにまずおすすめしたいのがこの本。
有名作品を紹介しながら、その生涯や様々なエピソードを紹介してくれています。
暗く、報われることが少なかったゴッホの悲しい生涯。
しかし好奇心旺盛なゴッホは、多くのアーティストや作品・文化に触れる中で、その影響を大きく受けて作品に生かしていました。
そんなエピソードを知ることで、さらにゴッホの作品が好きになるはず!
ゴッホ知るためのおすすめ本②:ファン・ゴッホ 日本の夢に懸けた画家
日本では特に人気の高いゴッホ作品。
その理由は、ゴッホが日本に強い憧れを持っていたからではないかと思います。
この本では、そんなゴッホと日本について深く知ることができるはずです。
ゴッホ知るためのおすすめ本③:ゴッホのあしあと
ここからは、原田マハさんの作品を紹介していきます。
ニューヨーク近代美術館で学芸員として働いていた経歴を持つ原田マハさん。
ゴッホに熱い思いを持つ彼女が、ゴッホの魅力について熱く紹介してくれている解説本です。
この後紹介する原田マハさんの作品に登場するゴッホは、他のどんな本よりもゴッホの人間らしさが表現されていると思っています。
その理由も、この本を読めばきっとおわかりいただけるのではないかと思います。
筆者がゴッホに惹かれるようになったのも、原田マハさんの作品がきっかけです。
ゴッホ知るためのおすすめ本④:たゆたえども沈まず
孤独な画家・ゴッホと、そんな彼を生涯支え続けた弟・テオの関係が描かれた作品です。
ゴッホがどんな状況に陥っても、兄と兄の作品を愛し続けたテオ。
そんな兄弟の絆、厳しい現実、悲しいラストは心に響きます。
そしてさらに、当時の日本美術とパリとの関係についても深く知ることができるようになっています。
史実に基づきつつも、新たな視点と考察でゴッホの人柄や生涯を描いた原田マハさん。
創作作品ではありますが、この作品のゴッホとテオの関係こそが現実であるよう願わずにはいられなくなります。
ゴッホ知るためのおすすめ本⑤:リボルバー
続いても原田マハさんの作品を紹介します。
この作品は画家・ゴーキャンの物語ですが、アート界の大きなミステリーとされているゴッホの死の真相について迫った作品となっています。
療養のためにパリからアルルに移住したゴッホは、そこでゴッホが思い描いた画家たちの理想郷の【黄色い家】という共同アトリエを開きました。
しかし思うように画家は集まらず、さらに孤独になってしまったゴッホ。
そんな彼の為に弟のテオは、ゴーキャンを説得。
そしてやっと、ゴッホとゴーキャンによる黄色い家での共同生活が実現しました。
しかしその後2人は仲違い。
そしてゴッホは、リボルバーで自殺を図ったと言われています。
この作品では原田マハさんだからこその新しい視点で、ゴッホの死の真相に迫っていきます。
ゴッホ知るためのおすすめ本⑥:ファン・ゴッホの手紙
ゴッホが実際に家族や友人宛に書いた手紙を集めた本です。
これらの手紙を読むことで、ゴッホがどんな人と交流していたか、ゴッホはどんな考え方を持っていたか、どんな生活をしていたかを知ることができます。
きっと、さらにゴッホの内面を知るきっかけとなるはずです。
ゴッホの生活や、彼がどんなものに影響されていたのかがリアルに感じられる!
ゴッホ知るためのおすすめ本⑦:ゴッホの絵本
こちらは、子供と一緒にゴッホの絵を楽しめる一冊です。
絵画鑑賞となると難しく考えがちですが、本来はどんな年齢の人でも楽しむことができるもの。
この本は子供が楽しむことができるのはもちろん、大人が読むことでゴッホ作品の新たな魅力を感じることができる一冊となっています。
純粋に絵画を楽しむこと。
そんな気持ちを思い出すことができるのはもちろん、子供と一緒に読めば、子供もアートに興味を持ってくれるきっかけになるかもしれません。
ゴッホ知るためのおすすめ本⑧:解説フィンセント・ファン・ゴッホひまわり
ゴッホ作品の中でも特に人気・知名度が高い【ひまわり】。
日本では、新宿にあるSOMPO美術館(東郷青児記念損保ジャパン日本東亜美術館)で鑑賞することができます。
この本ではSOMPO美術館の主任学芸員・小林晶子さんが、ゴッホがひまわりを描くようになった経緯や【ゴッホ=ひまわり】となった理由など、ひまわりにまつわる様々な解説。
さらに全12点のひまわりやスケッチなども掲載されるなど、これさえ読めばゴッホのひまわりについて深い知識を得られる一冊になっています。
さいごに
「ゴッホってどんな人?」
「ゴッホについてもっと詳しく知りたい!」
今回はこのような疑問について解説してきました。
スマホやタブレットで本を読むなら読み放題・聴き放題のサブスクがオススメです。
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