「劇団四季の作品の原作を読んでみたい!」
「より舞台を楽しむため方法はある?」
今回はこのような疑問について解説してきます。
数々のミュージカル作品を上演し続けている劇団四季。
この記事では、劇団四季のミュージカル作品の原作や関連本を紹介していきます。
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魅力たっぷりの劇団四季ミュージカル
日本でミュージカルを楽しみたいなら、劇団四季での鑑賞を選択する方も多いのではないでしょうか?
東京を始め、日本全国に専用劇場を持ち、さらに全国を周って色々な劇場で公演をされていますので、よく耳にする方も多いと思います。
また上演されている演目も多く、「ライオンキング」や「アナと雪の女王」など、海外のディズニー作品も数多く上演されています。
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特に「ライオンキング」のロングラン公演は、2023年で25年も続いています。
劇団四季作品の原作を読むメリット
ミュージカル作品に限りませんが、実写化されるような映画・ドラマ・舞台作品は、本を元にして生まれる事が多いです。
しかし実写化・舞台化される段階で、どうしても内容がカットされてしまうのは当たり前のこと。
または、オリジナルストーリーが追加されるパターンも多くあります。
そのため、原作を知ることで、より深く作品を理解できるようになるのです。
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筆者も、舞台の原作や関連本は必ずと言っていいほど読んでいます!
でも中には
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舞台を見る前にネタバレを読みたくない!
という方もいらっしゃると思います。
そんな方は、舞台を見てから原作を読み…
原作を読んだらまた舞台を見る!
なんて楽しみ方もおすすめですよ!
おすすめの劇団四季作品とその原作・関連本
それでは、ここからは筆者がおすすめする劇団四季ミュージカルから、原作本や関連本が発売されているものを紹介していきます。
2023年現在上演中の作品もありますが、過去に上演していた作品も紹介します。
ぜひ、作品選びの参考にしてみてください!
ノートルダムの鐘
大人気の作品「ノートルダムの鐘」は、2016年12月に劇団四季での上演が始まりました。
ディズニーが1996年に公開した映画作品が有名ですが、原作はヴィクトル・ユーゴーの「NOTRE-DAME DE PARIS」です。
原作とは違い、ディズニー版・ミュージカル版ではハッピーエンドですが、シリアスで重々しい描写も多く、考えさせられることの多い作品です。
原作はかなり読み応えがありますが、時代背景などをより深く知ることができると、ミュージカルももっと楽しめるはずです。
ウィキッド
いよいよ2023年10月から再演となるミュージカル「ウィキッド」
2003年にサンフランシスコで上演され、日本では2007年から劇団四季によって上演されるようになりました。
内容はみなさんご存じの「オズの魔法使い」
の、少し前の物語。
善い魔女グリンダと西の悪い魔女エルファバは、実は大親友だったというお話です。
原作は、グレゴリー・マグワイアの「Wicked」です。
内容は舞台と少し違うものの、読んで損はない作品と言えるでしょう。
また、ネタバレが嫌!という方は「オズの魔法使い」をもう一度読んでおくと、きっとミュージカルがもっと面白く見られるはずです!
2023年大注目の再演!
チケット戦争に勝利した皆さまは、ぜひこの2冊を読んでエメラルドシティに行ってきてください!
ジーザス・クライスト=スーパースター【エルサレム・ジャポネスク】
2023年に再演される作品の中でも、もう1つの注目されている作品が「ジーザス・クライスト=スーパースター」でしょう。
2023年は「ジャポネスクバージョン」2024年には「エルサレムバージョン」が上演されます。
久しぶりですので、楽しみな方も多いのではないでしょうか?
2バージョンありますが、内容はどちらも同じ【イエス・キリストの最後の7日間】です。
原作というものはありませんが、ミュージカルをさらに楽しみたいという方は、聖書の内容をおさらいしておくのがおすすめです。
作品ではセリフが無く、音楽と共にどんどんストーリーが展開していきます。
そのため、ざっくりでいいので解説本などを読んでおくと、ストーリーが頭に入って来やすいとおもいます。
ジョン万次郎の夢
「ジョン万次郎の夢」は1974年から劇団四季で上演されている作品です。
幕末から明治にかけて活躍した中浜万次郎さんは、アメリカ合衆国を訪れた初めての日本人です。
子供から大人まで楽しめる、ファミリーミュージカルとなっています。
そのため、もしお子さんと鑑賞する場合には、事前にジョン万次郎さんの伝記等を一緒に読んでみると、より作品理解が深まるのではないかと思います。
リトルマーメイド
ディズニー映画で有名な「リトル・マーメイド」は、2008年にニューヨークで上演が始まりました。
その後の2012年に「ヨーロッパ版」が製作され、オランダで上演されるようになりました。
劇団四季では2013年から、この「ヨーロッパ版」の上演が始まりました。
キャッツ
世界中で愛され続けるミュージカル「キャッツ」
劇団四季では1983年から上演が始まりました。
原作はT・S・エリオットの詩集「キャッツーポッサムおじさんの猫とつき合う方法」です。
舞台同様、個性的な猫たちが沢山登場するので、ぜひ鑑賞前に読んでみていただきたいです。
挿絵も多いので、お子さんも楽しめるはず!
ロボット・イン・ザ・ガーデン
2020年から上演が始まった「ロボット・イン・ザ・ガーデン」
約16年ぶりとなる新制作ということで、大きな注目を集めました。
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コロナ禍ということで、配信をしてくれたのが良い思い出!
原作はイギリスの小説家デボラ・インストールの作品です。
さらに日本では、2022年に「TANG タング」として映画化もされています。
オペラ座の怪人
世界的に有名なミュージカル作品「オペラ座の怪人」
1986年に初演を迎えてからは世界中で上演され、日本では1988年から劇団四季の上演が始まりました。
原作はフランスの作家ガストン・ルルーの「オペラ座の怪人」です。
青い鳥
劇団四季で1969年から上演されている「青い鳥」
その後の1985年に内容を大幅に変更し、1994年にも再び改訂されました。
2003年からは、浅利慶太さんから意思を受け継いだ加藤敬二さんによる演出となっています。
原作はメーテルリンクの童話劇「青い鳥」です。
赤毛のアン
「赤毛のアン」はカナダの作家L・M・モンゴメリが1908年に発表した長編作品です。
劇団四季でも何度も上演され、子供から大人まで楽しめるミュージカル作品として親しまれています。
人間になりたがった猫
「人間になりたがった猫」は、アメリカの児童文学作家ロイド・アリグサンダーの作品を原作として作られたミュージカル作品です。
劇団四季では、1979年の初演以来1900回以上も上演されています。
ふたりのロッテ
「ふたりのロッテ」は、児童文学家のエーリッヒ・ケストナーが1949年に発表した作品をもとに製作されたミュージカル作品です、
劇団四季では1971年の初演から何度も再演され、全国公演等の上演を繰り返しています。
はだかの王様
「はだかの王様」は、デンマークの童話作家アンデルセンによる「裸の王様」を原作として制作されたミュージカル作品です。
劇団四季では1964年の初演以来、何度も再演されています。
ハムレット
シェイクスピアの悲劇「ハムレット」は、日本でも様々な劇団によって公演されてきました。
劇団四季では1968年の初演から、何度も再演を繰り返している作品です。
ミュージカルの印象の強い劇団四季ですが、普段ダンスや歌の稽古に励んでいる劇団四季の役者さんたちによるストレートプレイは、セリフが耳に届きやすくわかりやすいのが嬉しいポイントです。
エビータ
ミュージカル「エビータ」の起源は、1976年にリリースされたアルバム「Evita」です。
その後1978年からロンドンでミュージカル化され、その後劇団四季でも上演が始まりました。
アルゼンチンのペロン大統領が政権を獲得した前後の時代、国民的人気者となったペロンの妻エビータの短くも情熱的な生涯を描いています。
壁抜け男
「壁抜け男」は、マイセル・エルメが1943年に書いた短編小説です。
劇団四季でも何度も上演されています。
ある日突然壁を通り抜けられるようになった主人公デュティユル。
愛らしいキャラクターたちと楽しい音楽で、ハッピーな気持ちになれるミュージカル作品です。
春のめざめ
フランク・ヴェーデキントの戯曲「春のめざめ」を元にしたロックミュージカル。
2006年にブロードウェイで初演を迎え、劇団四季では2009年から上演が始まりました。
物語の舞台は19世紀末のドイツ。
思春期の若者たちがを描きながら、性への無知と大人たちの無理解による悲劇を描いています。
登場人物たちが突如マイクを持って歌いだす姿は当時とても衝撃的でした。
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上演当時大学生だった筆者。かなり考えさせられる内容でした。再演しないかなぁ。
ミュージカル異国の丘
西木正明さんの「夢顔さんによろしく」に着想を得て、浅利慶太さんが演出で上演が始まった「ミュージカル異国の丘」
実在した近衛文隆さんをモデルに、実際に試みられた和平工作事件をベースに物語が構成されています。
「南十字星」「李香蘭」と共に、劇団四季の昭和三部作と呼ばれる名作です。
ミュージカル李香蘭
「李香蘭」の芸名を持ち、戦前は中国人と思われていた国際女優・山口淑子さんの半生を描いた物語。
劇団四季では1991年から上演が始まりました。
また2015年には「浅利慶太プロデュース作品」としても再演されています。
原作は山口淑子さんと藤原作弥さんによる著書「李香蘭 私の半生」です。
ユタと不思議な仲間たち
三浦哲郎さんの「ユタと不思議な仲間たち」が原作です。
劇団四季では1977年から上演が始まり、それ以降も何度も再演されています。
少年ユタと、座敷童たちによる心温まるミュージカル作品です。
夢から醒めた夢
「夢から醒めた夢」は、赤川次郎の子供向け絵本が原作。
劇団四季では、1987年から上演が始まりました。
鹿鳴館
三島由紀夫さんの代表作で、様々な劇団によって上演されています。
劇団四季では2006年に上演されました。
ブレーメンの音楽隊
劇団四季による子供向けミュージカルです。
グリム童話「ブレーメンの音楽隊」が原作ですが、劇団四季では「4匹の動物による音楽隊」という設定を使っているものの、原作とは異なるストーリーになっています。
ひかりごけ
「ひかりごけ」は、武田泰淳さんの短編小説が原作。
劇団四季では1955年に上演され、1972年には浅利慶太さん演出でオペラ化もされました。
はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~
岡田淳さんの小説「こそあど森の物語」が原作のファミリーミュージカル。
劇団四季では2021年から上演され、2022年からは期間限定で「劇団四季ライブチャンネル」でオンデマンド配信もされていました。
血は立ったまま眠っている
寺山修司の戯曲を元に、1960年に劇団四季で上演された作品です。
安保闘争の時代、兄弟のように寄り添った若いテロリストを筆頭に、若者たちの心の血統や怒りが描かれています。
オンディーヌ
フランスの劇作家ジャン・ジドロゥの戯曲で、初演はなんと1939年です。
劇団四季でも何度も上演され、2023年には浅利演出事務所が自由劇場で上演していました。
エクウス
ピーター・シェーファーによる戯曲を元に、1973年にイギリスで初演。
6頭の馬の目を潰した少年アランと、精神科医の対話でストーリーが展開していきます。
劇団四季では1975年から上演されています。
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筆者が今まで鑑賞した劇団四季作品の中で、色んな意味で1番衝撃的だった作品!
最後に
「劇団四季の作品の原作を読んでみたい!」
「より舞台を楽しむため方法はある?」
今回はこのような疑問について解説してきました。
ぜひ、読書の際やミュージカル鑑賞の際の参考にしてみてください!
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