「ジーザス・クライスト=スーパースターってどんな作品?」
「ジーザス、ジャポネスクバージョンの見どころを教えて!」
今回はこのような方に向けて、ジーザス・クライスト=スーパースターの見どころを徹底解説していきます!
劇団四季70周年を記念し、待望の再演が決まったこの作品。
今から楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
久しぶりの再演に、心が躍りますね!
そこで今回は、ジーザス・クライスト=スーパースター、ジャポネスクバージョンの見どころやチケット情報を徹底解説していきます!
2023年6月に、ジーザスの再演が決定!
劇団四季創立70年を記念して再演が決定した「ジーザス・クライスト=スーパースター[ジャポネスクバージョン]」【以下 ジーザス(ジャポ)】
イエス・キリストの最後の7日間を描いたこの作品は、演出家の浅利慶太さんがオリジナル演出からかなり内容を変更。
キリスト教に馴染みのない日本人の心に響く演出にアレンジした傑作です。
劇団四季のジーザスは、【エルサレムバージョン】と【ジャポネスクバージョン】の、2つの異なる演出があります。
今回上演されるのは、ジャポネスクバージョン。
歌舞伎の隈取りや大八車が登場する、日本要素を沢山取り入れた演出は必見です。
筆者はジャポネスクバージョンの方が好き!
西洋と東洋の見事な融合。
そして素晴らしい浅利慶太さんの作品を、存分に楽しんでください!
エルサレムバージョンは、2024年2月の上演が決定しています!
ジーザス(ジャポ)の公演情報
現在公開されている劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター(ジャポネスクバージョン)」東京公演の情報はコチラです。
公演日程 | 2023年6月22日(木)~ 2023年7月16日(日) |
会場 | 自由劇場 |
料金 | ¥9,000~ |
四季の会先行予約開始日 | 2023年3月11日(土) |
一般チケット発売日 | 中止 |
詳細 | 劇団四季公式ホームページ |
今回の公演日程は3週間程の短い期間です。
自由劇場はキャパ500人ほどと、劇団四季の所有する劇場の中でもかなり小規模なので、スケジュールに余裕のない方は、早めにチケットを確保できると安心ですね。
自由劇場は、先述の通り小規模な劇場なので、どの席からでも見やすいと思います。
ジーザスの舞台セットだと、普段の自由劇場よりさらに見やすいです!
今回のチケットは、四季の会先行予約で予定枚数が全て完売してしまいました。
残念ですが続報を待ちましょう。
あらすじ
舞台は2000年前のパレスチナ。
ローマ帝国の支配により、ユダヤ人たちは圧政に苦しみながらも、救世主の到来を待ちわびていました。
そこに現れた人物こそが「ジーザス」です。
新しい教えを説くジーザスに、どんどん心を奪われていくユダヤの民たち。
ジーザスはいつしか「神の子」と呼ばれるようになりました。
しかしジーザス自身は、民衆の期待と自分の無力さに悩む日々を送ります。
そんな中、使徒のひとり「ユダ」は、神の子と祀り上げられるジーザスの姿に違和感を覚えます。
そして、ユダのとる行動とは…
愛・民衆・権力者の思惑に翻弄され、悩みながらもジーザスを裏切るユダ。
そしてジーザスは、十字架への道を歩むこととなりました。
イエス・キリストの最後の7日間を描いたこの作品は、演出家・浅利慶太さんにより、日本人にも親みやすい作品になっています。
ジャポネスクバージョンの魅力
劇団四季のジャポネスクバージョンは、日本的な様式を沢山詰め込んだ独特の演出。
歌舞伎の隈取りや、大八車など、斬新な演出が特徴です。
その独特な演出に、最初は違和感を持つかも…
簡単に表現するなら、【白塗りで歌舞伎メイクをした人たちがイエス・キリストの物語を演じている】ということで、最初は違和感を持つ方も多いかもしれません。
しかし物語が進んでいくにつれて、そんな気持ちは無くなっていくはず。
いつの間にか、ジャポネスクバージョンの魅力にハマっていく!
物語が終わるころには、きっとこの世界観を受け入れている自分がいるはずです。
そして、むしろエルサレムバージョンよりもハマってしまうかもしれません…!
ジーザス(ジャポ)の見どころ
ここからは筆者の独断と偏見で、劇団四季のジーザス(ジャポ)の見どころを解説していきます!
見どころ①:壮大な舞台セット
自由劇場に入ってまず驚くのは、一面の白い舞台。
エルサレムバージョンでは、荒野のような舞台セットなのですが、ジャポネスクバージョンでは、無機質な白いステージが広がっています。
この無機質な白さと、演者の白塗り、衣装がマッチしているのが本当に素晴らしいんです。
シンプルだからこそ、伝わってくるものがある!
また、大八車の演出も素晴らしい見どころです。
見どころ②:音楽
ジーザスの音楽は、「キャッツ」「オペラ座の怪人」などを手掛けた作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、「ライオンキング」の作詞家ティム・ライスが担当。
巨匠2人が生み出した、ロック・オペラが印象深い作品です。
しかしジャポネスクバージョンでは、尺八や太鼓など、日本人に耳馴染みのいい楽器が使用されるなど、楽曲も大幅にアレンジされています。
これもすべて、劇団四季のジャポネスクバージョンでしか体感できない音楽です!
見どころ③:独特な衣装
衣装に関しても、日本のテイストが沢山詰め込まれたものになっています。
ベースが着物のようになっていたり、権力者たちは変わった甲冑のようなものを着ていたり…
小道具にも、番傘や扇子が使われていて、見ていてとても楽しいです。
ぜひ、エルサレムバージョンとの違いに注目しながら見てみてくださいね!
2024年にはエルサレムバージョンの再演が決定!
2024年2月には、ジーザス・クライスト=スーパースターのエルサレムバージョンの再演も決定してます。
こちらは、浅利慶太さんの演出が入りながらも、オリジナル作品に近いものになっています。
今回のジャポネスクバージョンと比べてみるととても面白いので、ぜひエルサレムバージョンの鑑賞も検討してみてくださいね!
2024年が待ち遠しいですね!
再演に向けてのおすすめ予習法
ここからは、ジーザス(ジャポ)をもっと楽しむために、おすすめ予習法をご紹介していきます!
ぜひ、鑑賞前にチェックしてみてください!
予習①:映画を見る
ジーザス・クライスト=スーパースターは、海外での作品がBlu-ray・DVD化されているので、こちらを見てみるのもおすすめです!
劇団四季の作品ももちろん素晴らしいのですが、本場の作品もまた素晴らしいんです!
コンサートのBlu-rayやDVDも発売されています。
予習②:聖書の知識をつけてみる
ジーザスの物語のベースは、キリストの最後の7日間です。
ということで、簡単に聖書を知っておくとより深く作品を理解できるはずです!
と言っても、新約聖書をすべて読むのはかなり大変ですよね…
筆者は、簡単に新約聖書を学べる本を読みました!
今回は、筆者がいくつか読んだものから、おすすめのものをご紹介します!
ぜひ皆さんも、聖書の内容をおさらいして、ジーザスをより楽しんでくださいね!
さいごに
「ジーザス・クライスト=スーパースターってどんな作品?」
「ジーザス、ジャポネスクバージョンの見どころを教えて!」
今回はこのような方に向けて、ジーザス・クライスト=スーパースターの見どころを徹底解説していきました。
10年ぶりに再演が決定したこの作品。
今から楽しみで仕方ありません!
今後の再演予定も未定なので、気になる方はこの機会に鑑賞してみてください!